いますぐ売上があがる価格設定【しぜんな売り方#9】レベルアップの必要がないものばかり

しぜんな売り方

レベルアップしなくても売上があがる3つの価格設定のアイデアを紹介します。あなたに当てはめてみてくださいね。

むやみに値上げすると、お客さんが離れるかもしれません。客単価アップと客数アップは、相反するものですからね。しかし、そうでない場合もあるんです。知ってるか知らないかだけで、損しているかもしれませんので要チェックですよ。

その方法とは、この3つです。

  • プランの自由度を上げる
  • 松竹梅の料金設定
  • お客を分ける

「あなたがすべてを使える」のではなく、「この中のどれかが必ず使える」ものですので、最後まで可能性を探してみてくださいね。それではさっそく1つ目の売り上げをあげる方法です。

「プランの自由度をあげる」

1つ目は、プランの自由度を上げる方法です。

プランの自由度をあげるには、以下の5つの質問で考えてみましょう。

あなたの商品をレンタルにできませんか?
あなたの商品をセットにできませんか?
あなたの商品をばら売りできませんか?
あなたの商品を使い放題にできませんか?
あなたの商品をサブスクにできませんか?

レンタルが良い理由

レンタルにすることで、使いやすくなります。買うのはちょっと…と言う人でも、レンタルならお試し感覚でできますよね。レンタルだけじゃ困る場合は「初回のみ1か月レンタル可能」のように期限を作っておくと良いです。

セットが良い理由

セットにすることで単価をアップできます。お客さんからすれば、セット割引になるのでお得です。一つのヒット商品があるなら、他の商品もセットにできないでしょうか?雑誌のおまけで化粧ポーチがついていたり、マクドナルドのハッピーセットはおまけ欲しさに頼んでいる人も多いですよね。

ばら売りが良い理由

ばら売りにするのは、セットの逆の発想です。まとめて売ってるけど、お客さんは「コレはいらないんだけどな」と思っているかもしれません。その場合、一つの商品だけ切り売りすると、売上が上がります。たとえばmono消しゴムも最初はえんぴつのおまけでした。映画で言うとスピンオフがそうですね。交渉人真下正義とか(古っ)

使い放題が良い理由

「一回いくら」という料金設定だと、利用するのを躊躇しますよね。自転車置き場なんてまさにそうで、月契約してれば何の迷いもなく使うのに、うちの妻は駅まで自転車で行くかどうか、いつも迷っています笑

使い放題ならお客さんとのコミュニケーションも増えて、信頼関係が深まるので紹介が増える、ということもあります。あなたが忙しくなりすぎないことが必須条件ですが、これは定額料金モデルに進化することも可能です。

サブスクが良い理由

サブスクリプション=月額課金制にすると、売上が前もって上がります。前の月から来月の売り上げが見えれば、経営とあなたの心が安定します。いわゆる会員制ですね。あなたのサービスを会員制にすることで、安定した売り上げがあがるようになります。

サブスクの10の型についてはこの記事が参考になります。

このようにプランの自由度を変える5つのヒントを紹介しました。続いて2つ目の方法を見ていきましょう。

「松竹梅の料金設定」

2つ目は松竹梅の料金設定という方法です。

よくレストランでも、コースメニューは松竹梅の3つの料金設定になっているのを見かけるでしょう?たいていの人は、どれを注文すると思いますか?答えは「竹」です。その心理を使って、真ん中を注文してもらったら売り上げが上がるようにしておくわけです。

たとえばあなたの同業者や、今のあなたの客単価が10,000円だとします。そこでこんな3つの料金設定にしてみるのです。

フルセット(ベスト)を20,000円
良いセット(ベター)を11,000円
普通セット(グッド)を7,000円

こうすると、ほとんどの人が真ん中を選びます。上と下を選ぶ人は同じぐらいになり、結果的にあなたの客単価は10,000円から、12,000円とかに上昇するわけなんですよ。

3つの料金設定にできないかどうか、考えてみましょう。結構カンタンに出来るんです。発想としては、1つ目の中で紹介した「ばら売り」「セット販売」「使い放題」のあたりの組み合わせで出来ます。

では、3つ目の方法です。

お客さんを分ける

3つ目の方法は、お客さんを分ける、という方法です。お客さんを分けることで、価格の変化を出せないでしょうか?

たとえばジムのように、こんな風にできます。
平日の昼間会員(7000円)
平日の夜間会員(8000円)
週末会員(10000円)
いつでも会員15000円)

利用する回数や、時間帯、学生か社会人か、家族か個人かなどなどによって、お客さんを分ける事で単価をあげることもできます。

アメトーークのように、なにかでお客さんをくくってみると、良い分け方が見つかります。

  • あなたのお客さんを時間で分けるとしたら?
  • あなたのお客さんを職業で分けるとしたら?
  • あなたのお客さんを頻度で分けるとしたら?
  • あなたのお客さんを家族構成で分けるとしたら?
  • あなたのお客さんを人数で分けるとしたら?

料金を分ける理由があるくくり方を探してみてください。スマホ学割なんて、「学生だから安い」という一見まともだけど何の言い訳にもなってない理由ですが(むしろ学生のほうが多く使うはず)
、お客さんが納得しているからOKです。あれをやることで、携帯会社は家族ごと取り込みをしているわけです。

では最後に、3つのアイデアをまとめます。

まとめ

料金を上げるとお客さんが離れる原因になりますが、自然に売り上げをあげるアイデアを3つ紹介しました。

1つ目はプランの自由度を上げること、2つ目は松竹梅の料金設定にすること、3つ目はお客さんを分けることでした。

1.レンタル、セット、ばら売り、使い放題、サブスクにできないか考えてみましょう。

2.松竹梅の3つの料金プランを考えてみましょう。

3.お客さんをカテゴライズして、料金プランを考えてみましょう。

もっと簡単な例、こんなんもあります。

これらの考え方で、自然に売り上げを安定させて、いつもお客さんに喜ばれるフリーランスになりましょう。

この記事を書いたのは、「才能をマネタイズして、キラキラした大人を増やす、フリーランスの家庭教師」焚き火たかじでした。集客の極意はこちらでツイートしていますよ。https://twitter.com/takibitakaji

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