松本人志さん「大御所の師匠」に学ぶ”モノマネ”【トーク向上のコツ#14】&文字起こし

芸人に学ぶウケる秘訣

大御所の師匠の話(文字起こし)

若手の大阪時代に、新喜劇のような舞台をやることになった。
そこには大師匠もゲスト参加していた。楽屋にあいさつすると「いらっしゃい」と言われた。
忙しいメンツだったので、なかなか集まれず、前日の夜12時ぐらいからリハーサルが始まった。
みんな眠たい中だが、仕方ないのでやっていた。
台本片手にやるが、松本は2役で殿様と町人をやっていた。
あるシーンで師匠が町人の松本を呼ぶ、次に殿様の松本を呼ぶ。
松本は早着替えしながら、袖と舞台を言ったり来たりする。
最後に「二人とも出てきてー」と言われて「出来るか―」でチャンチャンの話だった。
リハーサルは「ハイオッケー」となって、休憩に入るが1時間経っても再開しない。
どうしたんだろう?と思っていたら、師匠の女マネージャーが来て
「松本君、師匠に謝ってくれるかな?」
「どういうことですか?わからないんですけど」
「付き合いが長いからわかるの、最後の『できるかー』がちょっと失礼なんじゃないかな」
「台本通りやっているし、そんなんで師匠が怒っているわけがない」
「いや、私はそれが原因やと思う」
「そんなわけないけど、じゃあ試しに行くわ。他の人も待たせてるしな」
師匠の部屋に言って松本は言った
「なんか、すみませんでした」
って言ったら、
「もう、エエねや」
その後のリハーサルでもずっと『できますかいなぁ』と言ってた。

ウケるコツ「モノマネ」

この話のオチにも使われているように、
モノマネを入れると臨場感が増して面白くなります。

小芝居、セリフ入れ、心の声を入れる、
というウケるコツを紹介してきましたが、
同じように、モノマネも使うことができますね。

(参考ブログ)

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知恵を学び、練習を重ねれば、誰でもトークは向上します。
一緒にトークを向上して、あの人も笑顔に変わる人生を送りましょう。

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トーク向上委員会の向上長、焚き火たかじでした。

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