無口・自分のことを話さない人との会話術「先生にする」【木曜日企画/笑顔の会話術】

笑顔の会話術

質問をしても、なんか答えたくなさそうな、自分のことをあまり深く話したくない人は困ることがよくあります。

そんな人に自分が話したい話題について切り出しても、なかなか話は盛り上がりません。

というわけで、そんな人との会話はどうすればよいのでしょうか。

NG例

やっちゃいけないのは、自分のしたい話を引っ張ろうとすることです。上手くいかない方法を続けてもろくなことはありません。方向を変えましょう。

話したがらない人との会話を盛り上げる2つの方法

1.相手を先生にする

自分の話をしてくれない人も話し出すスイッチがあります。それは相手を先生に見立てることです。

  • 相手の得意分野で
  • 自分の困っている事、知りたい事

を教えてもらうわけです。

例えば相手が主婦の人であれば、家事の専門家です。

忙しい中で3食どうやってやりくりしているのか、時短の家事やどうやって家族に手伝ってもらっているのか、手抜きのテクニックを教えてもらうわけです。

例えば相手がサラリーマンであれば、その人しか知らない業界のことについて教えてもらいます。

その時のポイントは、「自分が知りたいけどわからなくて困っている」ということです。

「あなたの知っていることについて興味があるけど、なかなか接点がないから知らないことを教えて欲しい」

というスタンスを取ると、相手が話しやすくなります。

人は人の役に立ちたい、という本能があるので、困っている人を見ると助けたくなります。これは本能です。

そしてそのことについて、自分が専門家であれば、自分の知っている方法で解決できるかもしれないので、手を貸してくれることになります。

相手は何の専門家ですか?

相手の仕事は何ですか?相手の趣味は何ですか?相手の家族での立ち位置は何ですか?相手の社内での立ち位置は?

それについて、自分が困っていることを聞くわけです。

例えば相手が建築関係のことをやっているなら
「自分が将来家が欲しいと思っているけど、まず何からしたら良いかわからなくて、、、どうしたら良いと思いますか?」
という感じで聞けばOKです。

もっと些細なことでも大丈夫です。例えば相手がチョコが好きなら

「コンビニで買うならどこの会社の物が良い?どの商品が良い?スーパーならどれが良い?人にプレゼントするちょっと良いチョコはどこで買ったら喜ばれるかな?」
という感じで聞けばOKです。

自分の困っていることはなんですか?

服をどこで買ってよいかわからない、どこの店が美味しいかわからない、上司との接し方がわからない、どうすれば異性と出会えるかわからない、などなど

何でもよいのです。

「〇〇でわからなくて困っているんですが、何か良い方法はないですかね?」

たとえ相手が即答できなかったとしても問題はありません。ちょっと待ってみてください。きっと何かアイデアを出してくれるはずです。人間は質問されると勝手に脳が動くので、専門家でなくても何らかの答えはでてきます。

2.黙る

相手に主導権を委ねる、という方法もあります。
こういう場合はたいてい、相手の人が自分の話をするより、相手の話を聞く方が好きな場合です。
または、何らかの理由で今は話したくない場合です。何かを考えているのかもしれません。

なので主導権を譲ってしまいましょう。自分はストレスかもしれませんが、相手にとって良いペースで話が進むことで盛り上がりやすくなります。相手も黙っているなら、自分も黙って何か考えていればよいのです。

何か会話が続いていなければいけない、という呪縛から逃れてみましょう。考えてみてください。相手が家族で一緒にいて、ずーっと黙っていることだってあるでしょう。別に変なことではありません。沈黙恐怖症を乗り越えるリハビリだと思ってみるのはいかがでしょうか。

あとがき

高知に行ってきましたよ

特に相手が年下であるほど、相手は話しにくいものです。そうであればあるほど、相手を先生にするのが決め手になります。

世代が下の人は、絶対に自分が知らないことを知っています。そのことを教えてもらうことが突破口になります。年上だからと言って、主導権を握る必要もないのです。潜り込みましょう。

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「相手を先生にする魔法のコトバ」で無口な人が喋りだす【笑顔の会話術#4※水曜日企画】

木曜日企画・会話術でした。

一緒にトークを向上して、あの人も笑顔に変わる人生を送りましょう。

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トーク向上委員会の向上長、焚き火たかじでした。

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