今日はケンドーコバヤシさんに学びましょう。
今日お伝えするのは、すべらない話の常連でもあるケンコバさんが、実はよく使っているコツです。9月8日に関西で放送された、「にけつッ」の中で話していたエピソードです。
▶️にけつhttps://www.ytv.co.jp/niketsu/
千原ジュニアさんと2人で話す番組なので、先輩に話している会話になっています。
ではさっそく文字起こしから行きましょう。
全文文字起こしと構成
- セットアップ1/4
こないだ危なかったですよ。危うく仕事をブッチしてしまいそうになったんです。
- 状況説明2/4
バイクでTMC、世田谷にあるスタジオに行ったんです。高速を降りてですね、ちょっと右曲がって、世田谷市場を左に曲がって、右手にローソンありますよね。その手前まで来ていたところ。駐車場から突然こう、多分国産アメリカンだと思うですけど、バイクがドコドコドコって出てきたんですね。ほんなら、ほんまにあのー、あのこれいいのか!?って思ったんです。
- フリ・サビ3/4
上がビキニでホットパンツの女の子が出てきたんですよ。えっ!?てなって。ホットパンツもね、あれはもう半ズボンと言ってはいけないみたいな。ここにハチマキ巻いてるみたいな(腰に)お尻上半分出てるんですよノーパンなのかな。
- オチ4/4
で僕気が付いたら、二子玉までついていってもうてる。
(爆笑)
では、ケンコバさんが使っていたコツはなんだったのでしょうか。
【誰でも使えるポイント】
謎のあるタイトルを入れる
この話に普通にタイトルをつけるなら、
「バイク出勤での出来事」
という感じになるのが普通ではないでしょうか。
でもケンコバさんは、
「仕事をぶっちしそうになった」
つまり、仕事をサボってしまいそうになった、と言っています。
聞いている人は
「なんで仕事をさぼりそうになったの?」
という疑問が生まれますよね。なので先が気になります。
冒頭に少し謎を入れておくと、それだけで少し話が盛り上がります。
ワーク(あなたも取り入れてみよう!)
最近の話に謎のあるタイトルをいれてみましょう。
私も入れてみました。
その様子はYouTubeで公開している、エピソードチャレンジ第1話で取り入れました。
是非聞いてみてくださいね。
トーク向上のコツは練習にあり!
あなたもウケる話をできるようになる秘訣は、練習をすることです。
このブログで2つの練習ができます。
1つ目はケンコバさんのトークの完コピです。
方言とか、言い回しは自分の言い方で良いですが、極力完コピすることが大切です。
英語と同じですね。リピートアフターケンコバです。
2つ目は「謎のあるタイトル」を自分のエピソードに入れる事です。
最近会った出来事に、謎のあるタイトルをつけてみましょう。
突拍子もないタイトルである必要はありません。
ちょっとしたことで良いのです。
ここまででブログの内容は終わりですが、マニアの方は下もご覧ください。
【全体の解説】
ポイント盛りだくさんです。ポイント・コツの部分は色を変えておきますね。
あくまで僕のメモなんで、マニアックな方だけ読んでみてくださいね^^
まず、セットアップしている。これは上で書いたので省略。
次に状況説明をしている。TMCを世田谷のスタジオと言っているのは視聴者のため、ジュニアは知っている。場所を知らない人でも絵が描けるように、ポイント部分だけ取り上げて説明している。高速降りる、曲がるところ、これだけの短い説明で誰でも絵を描ける。ケンコバ目線でバイクで移動している気分になる。短い状況説明で、物語の主人公の目線にしている。
サビを盛り上げる要素を入れる。国産アメリカン、ドコドコドコ=大き目のバイク、というイメージが描ける。エンジン音の擬音をいれることで臨場感が続く。で、心の声「これ、いいのか!?」何が?何が?と聞いている人は思う。
ここで一番長い間を取っている。そのこともサビへの盛り上がりにしている。
そしてサビがくる。
駐車場からビキニとホットパンツの女の子が出てきた。
これが水着の上と短パン、というのと印象が全然違う。
ビキニとホットパンツ、アメリカンバイク、この共通印象のワードが登場した女性のキャラクターをばちっと明確にしている。
人によっては、パーマのかかったロングヘアーのサングラスをかけた、少し小麦色に焼けた肌、口紅は赤い女性が浮かぶんじゃないか。また、駐車場から、という言葉で急に現れてビックリした感じを出している。聞いている人の目の前に飛び出してくる。
そして、心の声
「えっ!?」ってなって
心の声を入れるのもポイント。物語に感情移入します。
そして、ホットパンツの生地の少なさを、鉢巻きをまいている、と例えることで伝える。
例えで強調しているのもポイント。イメージしやすい。で、お尻が上半分出ている。
ついつい見入ってしまう要素をピックアップしている。
転で十分に話を変なところにもっていった。
日常の中にギャップ、違和感を作っている。緊張させた。で、オチは
気がついたら二子玉まで付いて行ってた。
冒頭の謎の答えになった。馬鹿馬鹿しい自分の行動で緩ませた。
気がついたらじゃなくて、気になってついていった。
または二子玉まではいっていないんじゃないか。
ポイントは落ちを短いワードで、謎を解決させているところ。
緊張状態から、一気に緩和を作っている。
短い話の中にこれだけのポイントが盛りだくさんに使われています。
テレビで話す達人はこんなに凄いんですね。
解説の中にはでてきていませんが、この話、一切の無駄ががないんです。
素人が話せばもっと長い話になっていると思います。
マネできないな~と思ってしまうところですが、
身内に話すのであれば、ここまで洗練されたものでなくても大丈夫です。
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