売り方、見せ方が大事、なんて言いますが、その前がすっぽり抜けていると、いつまで経っても売れない、ということがあります。
- ランディングページを作らないと、
- SNSをやらないと、
- メッセージを考えないと、
- キャッチコピーを考えないと
ちょっと待ってください。それらをやる前に、固めるべきことがあるんです。コレがないと、あなたがどんなものなのか、お客さんにはわかりません。
あなたにコレがあるか、チェックリストで確認してみてくださいね。
売り方の前に固めるべきことチェックリスト

フリーランス・自営業者は商品の売り方を考える前に、これをしっかりと固めましょう。それが方向性であり、戦略になります。マーケティングと言ってもいいし、ブランディングと言ってもいいし、ポジショニングと言ってもいい。だいたい同じ意味です。これらに答えればそれが固まります。
チェックリスト(7つの質問集)
- 誰に売る?その中で特に誰に売る?
- どんな結果を提供する?(商品の先にあるもの)
- 何屋さんで、ライバル・競合は誰?
- どこでどうやって提供する?
- いくらで提供する?
- 何がより良い?
- マネされにくい理由は何?
具体例で考えるとわかりやすいです。ディズニーランドで見てみましょう。
ディズニーランドの場合は?
あくまで「ボクから見たディズニー」ということなので、異論反論あると思いますが…、ディズニーならこんな感じになっています。
- 女性・子どもを含むカップル・グループ、特にディズニー好き
- 非日常の世界観での体験による幸せ感
- 感動提供屋で、ライバルはゲーム・アニメ・映画・テーマパーク
- 浦安でアトラクションやディズニー世界観体験
- 一日8900円で使い放題
- キャラクター、独自の世界観(キャスト含め)
- 歴史、資金力、コンテンツ力、キャスト育成力
バチバチに固まっていますよね。だからお客さんにもわかりやすい。これなら売り方、見せ方の工夫でターゲットのお客さんの心を動かすことができます。
なぜ売り方の前にコレが必要か

人は商品やサービスに対して、なんとなくのイメージを持っています。そこに必要なのはブレない一貫性です。脳は統一・一貫性のあるものを好みます。(by林成之医学博士)
だから、あなたが一貫していて、どんな人なのか、どんな商品なのか、どんなサービスなのかがわからないと、お客さんは買えません。
お店で考えるとわかりやすいのですが、たとえば今日は寿司を売っていて、明日はラーメンを売っている店を、好きにならないですよね?メルヘンチックな可愛らしいお店で懐石料理を出されても、わけがわからないですよね?
そんな奴いないだろ、と思うかもしれませんが、こういうチグハグなことはリアルに結構起こっているんですよ。どんなメッセージ、売り方で売るかの前に、これらのことが固まっていないと、誰にも刺さらないんです。だから売れないんです。
だから、まずはこのチェックリストにしっかり答えて、ブレない軸を作りましょう。商品・サービスや、売り方を考える前に、これが必要です。「広告やメッセージをちょっと変えれば、即売上に繋がる」と夢を見る人はちょっと注意が必要です。そんな甘いもんじゃあありません。

これが固まって初めて、「どんな人にどんなメッセージをどんな見せ方でするか」を考えることができます。そうやってできたメッセージは、必要な人に届けることができるんです。
まとめ

フリーランス・自営業者は商品やサービスの売り方を考える前に、ブレない軸を固めましょう。7つの質問チェックリストで、自分がどんなものであるかをハッキリさせましょう。
- 誰に売る?その中で特に誰に売る?
- どんな結果を提供する?(商品の先にあるもの)
- 何屋さんで、ライバル・競合は誰?
- どこでどうやって提供する?
- いくらで提供する?
- 何がより良い?
- マネされにくい理由は何?
そうしたものが固まったら初めて、売り方・見せ方が効果を発揮します。そうやって自然に売れる、注文がいっぱいになるフリーランス・自営業者を目指しましょう。この記事を書いたのは「自然に売れるように導く家庭教師」焚き火たかじでした。
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