簡単ブランディングチェックリスト【しぜんな売り方#12】コレがないから売れてないのかも

しぜんな売り方

売り方、見せ方が大事、なんて言いますが、その前がすっぽり抜けていると、いつまで経っても売れない、ということがあります。

  • ランディングページを作らないと、
  • SNSをやらないと、
  • メッセージを考えないと、
  • キャッチコピーを考えないと

ちょっと待ってください。それらをやる前に、固めるべきことがあるんです。コレがないと、あなたがどんなものなのか、お客さんにはわかりません。

あなたにコレがあるか、チェックリストで確認してみてくださいね。

売り方の前に固めるべきことチェックリスト

フリーランス・自営業者は商品の売り方を考える前に、これをしっかりと固めましょう。それが方向性であり、戦略になります。マーケティングと言ってもいいし、ブランディングと言ってもいいし、ポジショニングと言ってもいい。だいたい同じ意味です。これらに答えればそれが固まります。

チェックリスト(7つの質問集)

  1. 誰に売る?その中で特に誰に売る?
  2. どんな結果を提供する?(商品の先にあるもの)
  3. 何屋さんで、ライバル・競合は誰?
  4. どこでどうやって提供する?
  5. いくらで提供する?
  6. 何がより良い?
  7. マネされにくい理由は何?

具体例で考えるとわかりやすいです。ディズニーランドで見てみましょう。

ディズニーランドの場合は?

あくまで「ボクから見たディズニー」ということなので、異論反論あると思いますが…、ディズニーならこんな感じになっています。

  1. 女性・子どもを含むカップル・グループ、特にディズニー好き
  2. 非日常の世界観での体験による幸せ感
  3. 感動提供屋で、ライバルはゲーム・アニメ・映画・テーマパーク
  4. 浦安でアトラクションやディズニー世界観体験
  5. 一日8900円で使い放題
  6. キャラクター、独自の世界観(キャスト含め)
  7. 歴史、資金力、コンテンツ力、キャスト育成力

バチバチに固まっていますよね。だからお客さんにもわかりやすい。これなら売り方、見せ方の工夫でターゲットのお客さんの心を動かすことができます。

なぜ売り方の前にコレが必要か

人は商品やサービスに対して、なんとなくのイメージを持っています。そこに必要なのはブレない一貫性です。脳は統一・一貫性のあるものを好みます。(by林成之医学博士)

だから、あなたが一貫していて、どんな人なのか、どんな商品なのか、どんなサービスなのかがわからないと、お客さんは買えません。

お店で考えるとわかりやすいのですが、たとえば今日は寿司を売っていて、明日はラーメンを売っている店を、好きにならないですよね?メルヘンチックな可愛らしいお店で懐石料理を出されても、わけがわからないですよね?

そんな奴いないだろ、と思うかもしれませんが、こういうチグハグなことはリアルに結構起こっているんですよ。どんなメッセージ、売り方で売るかの前に、これらのことが固まっていないと、誰にも刺さらないんです。だから売れないんです。

だから、まずはこのチェックリストにしっかり答えて、ブレない軸を作りましょう。商品・サービスや、売り方を考える前に、これが必要です。「広告やメッセージをちょっと変えれば、即売上に繋がる」と夢を見る人はちょっと注意が必要です。そんな甘いもんじゃあありません。

夢見る夢子ちゃんは卒業しましょう

これが固まって初めて、「どんな人にどんなメッセージをどんな見せ方でするか」を考えることができます。そうやってできたメッセージは、必要な人に届けることができるんです。

まとめ

フリーランス・自営業者は商品やサービスの売り方を考える前に、ブレない軸を固めましょう。7つの質問チェックリストで、自分がどんなものであるかをハッキリさせましょう。

  1. 誰に売る?その中で特に誰に売る?
  2. どんな結果を提供する?(商品の先にあるもの)
  3. 何屋さんで、ライバル・競合は誰?
  4. どこでどうやって提供する?
  5. いくらで提供する?
  6. 何がより良い?
  7. マネされにくい理由は何?

そうしたものが固まったら初めて、売り方・見せ方が効果を発揮します。そうやって自然に売れる、注文がいっぱいになるフリーランス・自営業者を目指しましょう。この記事を書いたのは「自然に売れるように導く家庭教師」焚き火たかじでした。

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