奥さんの機嫌を良くする・女性にモテる話の聞き方【木曜日笑顔の会話術】

笑顔の会話術

こんな失敗をしている人はいませんか?

話を聞かない男、地図を読めない女、という本もあったぐらい、男性は話を聞くのが下手です。
女性が話を聞くのがウマいので、余計に男性の下手さは目立ってしまいます。

そして、結婚関係が続けば続くほど、そんな男の会話下手に奥さんは不満を抱くことが多いです。
「もうこの人には話したくない」
そう思われているかもしれませんよー。

男性は気づいていないし、自分が悪いとも思っていません。
それはなぜなら、付き合いたての頃や、結婚したばかりの頃ならそれで良かったからです。

そういう時期は多くの場合、女性は男性を立てています。少なからず「素敵な人♪カッコ良い人♪」と見ているでしょう。
そんな男性に、
「君はこうしたら良かったんだよ」
「それはコッチの方が良かったんじゃないかな」
と言われたら、
「確かにそうね。この人素敵♪頼れるわ!」
なーんて思っていた部分もあったのだと思います。

しかし付き合いが変わっていくと、女性の受け取り方も変わっていくものです。
「それはコッチの方が良かったんじゃないかな」
と言われたら
「あなたの意見なんて求めてないのよ」
こんな風に考え方が変わっていきます。

男性としては、「え、ちゃんと解決策言ってるのに」と思っているので、筋は通っているのですが、そんなことを女性は求めていないことがほとんどです。

長い付き合いの奥さんに、アドバイスをするのは基本NGです。
女性の多くは話すことでストレス発散をしています。
アドバイスも解決も求めていません。ただ喋りたいだけなのです。

奥さんの話の聞き方

では、一番簡単でパワフルな方法をお伝えします。
これだけ知ってればよいレベルです。
それは
「オウム返し」
です。

やまびこ法と言ったりもしますが、要は相手の言ったことを繰り返すのです。

例で行きましょう。

「今日こんなことがあったの」
「へー、今日はそんなことがあったんだね」
「でね、こっちでやったんだけど、こうだったの。ミスったわ」
「へー、あっちでやったけど、ああだったんだね。残念だったんだ」
「そーなのよー!ほんとやんなっちゃうわー」
「やんなっちゃうねー」
「聞いてくれてありがと♪ルンルン♪」

こんな感じです。
多くの男性はこう思うでしょう。

「え、そんな適当な相槌で良いの?」

機嫌を良くしたいのなら、
「話を聞いて、相手を理解する」
ことです。

アドバイスも意見も解決も求めていません。
変にしゃしゃり出ないことです。

余計な事を言うぐらいなら、
「笑顔で無言で聞く」
方がマシです。

もう少し相槌のバリエーションが欲しい方が知っておくと良いのは
「わかるよ、そうだね、その通り」
です。

どうしたら良いと思うー?と聞かれたら

この質問はトラップです(笑)
そう思った方が良いです。

男性的な意見を言いたくなる、解決策を示したくなりますが、
そこはグッとこらえましょう。

女性が求めているのは共感です。
つまり、この時の一つの正解は
「一緒に悩むこと」
です。

えー、めんどくさ。
そう思われる人もいるでしょう。

でも一緒に悩んでいては、話が終わりません。
そこでウマい人はこうします。

問題を整理する

例えば奥さんのパート先でこんなことがあったとしましょう。
「レジで長話してくるおじさんがいるのよー。
すいてるときはいいんだけど、混んでる時が困るのよねー。
レジのリーダーの上司の人は嫌な顔するし、どう思うー。どうしたら良いかなぁ」

女性はたいがい自分が何を悩んでいるのか気づいていません。
複合的にいろんなことがこんがらがっています。
一緒に悩みながら、ほつれた糸を一緒にほどいていく作業をする感じです。

一緒にほどくんですよ。アナタが解決するわけじゃないですよ。

「あー、それで困ってるんだねー。大変なんだね」
「そうなのー、どう思う?」

「おじさんが困るの?リーダーに困るの?」
「両方困る―。・・・あぁでもどちらかと言えばリーダーね」

「あー、じゃあリーダーが嫌な顔をするのが気になるんだね?」
「そうね、リーダーが嫌な顔さえしなければ気にならないかな。
できればおじさんを邪険にはしたくないのよねー。お客さんだし」

「そうなんだねー。リーダーが嫌な顔しないでくれたらいいねー」
・・・

何も解決していませんが、一つ解決したことがあります。それは
悩んでいる対象が明確になった、ということです。
そして、どう思う?という質問はなくなりました。

この後もきっと話は続くでしょう。スッキリするまでは奥さんは話します。
それには、前述の「オウム返し」「わかるよ。そうだね。その通り」で返しましょう。
気が済むまで話は終わりません。それを耐える、失礼、楽しむのが夫婦生活です。
女性だって、いろんなことを我慢してくれているんですから、それぐらい頑張りましょう。

ここまでの方法で、とりあえず初級編はマスターとなります。
変にアドバイスしたり、解決策を言って奥さんの機嫌を悪くしている人は
これをまずマスターしましょう。

これだけでも、相当レベルの高い夫です。

いかがでしたでしょうか。
トークは学校で学びませんが、本当は学校で学ぶべきことです。
そして、学んで練習することで、必ず向上します。

一緒にトークを向上して、あの人も笑顔に変わる人生を送りましょう。

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トーク向上委員会の向上長、焚き火たかじでした。

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