この記事を最後まで読み終えたアナタはきっとこう思うでしょう。
「誰か私に、嫌味とか皮肉を言ってこないかな」
と。信じられないかもしれませんが。
この記事では嫌味、皮肉を言われた時にそのまま使える3フレーズを紹介します。
変に反論してもろくなことはないです。
私もバイト先の社長の嫌味を言われた時に、
「あなたはだから嫌われるんですよ」
と空気を凍り付かせた経験があります（笑）
とっておきの切り返しをお伝えしますね。とは言え、いっぱいあっても、その場で使えないですよね。受け流すとか、抽象的なことを言われても、その場で出てこないですよね。
そこで、そっくり使えるフレーズを3つだけ紹介します。これで、これから受ける嫌味・皮肉対策はバッチリです。
さらにフレーズだけではなく、知れば心が楽になる、「嫌味を言う人の3つの〇意」を紹介します。
最後に、「どんでん返しして、嫌味が美味しくすら思えるワケ」も公開します。
モヤモヤはしますよ
本題に入る前に大切な前提です。これを間違ってはいけません。
「受け流す、気にしない方が良い」と言われますが、それはムリな場合もあります。ていうかほとんどムリです。
モヤモヤは誰もがする。それが人間です。
私の心理学の先生、衛藤信之さんも「まぁまぁ有名な心理カウンセラーの僕だってモヤモヤはするんです」と仰います。めっちゃ有名ですけども。
攻撃を受ければ、誰だって腹が立ったり、落ち込んだり、モヤモヤします。なのでストレス発散は別の方法でしましょう。
精神的に大人になり、あくまでも切り返し術、乗り切り術としてご使用くださいね。そして、関係性を崩したくない相手にのみ、使いましょう。
ただ、相手の心理を知ることでモヤモヤを軽減できたり、解消できたりします。これは後述します。
3つの切り返しフレーズ
この3つがそのフレーズです。
１オウム返し
２どうしたら良いと思います？
３そう言われてショックです
使い方は簡単です。
そして、使い分ける必要もありません。
- 基本はオウムで返しましょう。
- 余裕があるなら、アドバイスを求めましょう。
- もうこれ以上は嫌なら、気持ちを伝えましょう。
3の使い方は注意が必要です。
やっていいのは、「私の気持ちは〇〇である」と伝えることだけです。
よくある間違いは「あなたはひどすぎる」と言うことです。これはNG。相手を非難するのではなく、自分の気持ちを伝えるのです。心理学ではアイ（I）メッセージと言います。
後ほど「緩めの嫌味」、「キツメの嫌味」でやりとりの例を挙げてみます。
言う人の心理は「3つの〇意」である
実は相手の心理がわかれば、楽になるんです。
どうして嫌味・皮肉を言うか知っていますか？これがわかるだけで精神的に落ち着いたり、悪い言い方をすると、上に立てます（笑）。
それは、善意・悪意・好意です。
詳しく書きたいのですが少し長くなるので、違う記事で紹介します。
やりとりの例
こんな風に使います。1，2，3のどれを使っているかも付けました。
（3つのフレーズおさらい）
１オウム返し
２どうしたら良いと思います？
３そう言われてショックです
「ユルめの嫌味とのやり取り」
（上司と部下という設定で行きます）
上司「俺らの頃は部活で鍛えられたが、今の奴はダメだな」
部下「先輩は部活で鍛えられたんですね」１
上司「そうだ。今のやつは上の人への気の使い方がなってない」
部下「どうしたら良いと思います？」２
上司「ちょっとは自分で考えろ。まったく。何回同じミスしてるんだ」
部下「そう言われてショックです」３
上司「じゃあさ、自分ならどうされたら良いか考えろ」
部下「はい。例えばどうしたら良いと思いますか？」２
上司「例えば〇〇だよ」
部下「ありがとうございます。やってみます」
こんな感じで行けばよいですね。
「キツめの嫌味とのやり取り」
嫁姑の設定でいきます。
姑「平日の昼間っから、カフェでコーヒーなんて良いご身分ねぇ」
嫁「良いご身分ですかー」１
姑「まったく今の時代の子は苦労を知らないから」
嫁「今の子は苦労を知らないんですねー」１
姑「困ったものだわ。そうやって日本の女性のレベルも落ちたって言われるのよ」
嫁「じゃあどうしたら良いと思いますか？」２
姑「パートをして家計を支えるとか、何か出来ることがあるでしょうに」
嫁「パートとか何か出来ることを考えた方が良いっていうことなんですね」１
姑「私の頃は～～したもんよ」
嫁「お義母さんの頃は～～されたんですね」１
姑「あなたみたいな人が嫁で息子が心配よ」
嫁「そういわれるとショックです」３
姑「まったく子育てもちゃんとしてるもんだか。こないだも～～で」
嫁「どうしたら良いと思います？」２
姑「あなた、自分で考えようという気はないの？」
嫁「何も考えていないように見えているんですねー」１
姑「あら、何か考えているのかしら、いってごらんなさいよ」
嫁「そんなに言われて、自信が持てません。悲しいです」３
姑「ほら、何も考えてないんじゃないの。暇なんだから頭使いなさいよ。頭も気も回らないわね」
嫁「そこまで言われると、ショックです」３
姑「まったく、よく考えて行動しなさい」
嫁「もっとよく考えて行動した方が良いと思われてるんですね」１
姑「そうよ。まったく。プンプン」
嫁「例えばどうしたら良いと思います？」２
姑「料理のレパートリーを増やすとか、内職するとかあるでしょ」
嫁「料理や内職ですね。考えてみますね」１
（やるとは言っていない）
この姑、なかなかキツいですねぇ。ただ、火に油を注いではいません。
「この嫁を選んだ男、育てたのはアナタよ」
とでも言ってやりたいところですが、
中途半端な反撃をするとロクなことはないので、極力避けた方が良いです。クレーム対応と同じで、聞く、受け取る（受け入れるわけではないが）がポイントです。
これだけ受け取って、傷ついていることが伝われば、後から
「ちょっと言い過ぎたかしら」
「悪かったかしら」
と思うのが心情というものです。
大人になって対処するのが精神的貴族のやり方です。
大人は子どもとはケンカしないのです。我慢して冷静に対処する人が大人なのです。（たとえハラワタが煮えくり返っていたとしても）
相手が悪意を持ってキツめにやってきてどうしようもない場合は、「誰かに相談する」「距離を置く」「転職する」など、他の手段を考える方が良いですが、実はほとんどケースではそうではありません。
もう我慢ならない場合・反撃する場合
でもやり返したい、関係が悪くなっても良い、という覚悟の元、やり返す方法も紹介しますね。
わりと禁断の記事になるかもしれません。カウンターパンチをくらわせるフレーズを10以上紹介します。これも長くなりそうですので別の記事で紹介します。お楽しみに。そんな人は悩まない、という噂も…
言われた嫌味・皮肉は実はネタになる！
ここに気づいていない人も多いかもしれません。
実は、姑、上司などに、嫌味を言われた話というのは、伝え方を間違えなければ面白い話になります。
その時のポイントは↓です
「心の声を入れる」
「セリフを覚えておく」
「小芝居を入れる」
こういう話をさせたら、上沼恵美子さんは天才です。姑の話、旦那さんの話、検索してみてください。
ただの愚痴になってしまうと、聞いている人も嫌になりますが、上記のポイントを入れるだけで、とんでもないオモシロ話に変化しますので、是非覚えておきましょう。
そして、次に嫌味が始まった時には
「またネタが増えるぞ。セリフ覚えよう。どんな仕草でどんな声色か、よく観察しよう」
「凄いこと言いだした！この話、ウケるぞー」と思いながら聞いてみましょう。
そして僕と焚き火を囲みながら、その話を聞かせてください（笑）
ちなみに、「心の声を入れる」「セリフを入れる」「小芝居を入れる」のやり方は別記事であります。
これを動画で学ぶ方はこちらから
困っている大切な人に教えて、笑顔に出会おう！
というわけで、今回の記事では
そのまま使える！嫌味・皮肉を切り返す3つの切り札フレーズ
を紹介しました。切り返しに関しては、誰でも使えるように、基本編だけお伝えしました。
でも、そんなことより、オモシロ話の原石だと思って、よく覚えて使いましょう。
そして、アナタの大切な人に話して、笑顔に出会いましょう。
切り返しも貴方の大切な人にぜひ紹介してあげてくださいね。
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トーク向上委員会の向上長、焚き火たかじでした。
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