ネット集客法(SNS広告)って結構ダメだから気を付けて【しぜんな集客レッスン#23】ひとり社長おススメのSNS広告

しぜんな集客

インターネットで集客したい、と思っている人はとても多いので、世の中に「ネット集客」のノウハウが溢れかえっています。でも実際にやってみるとうまくいかないこともあります。

世の中に溢れているのは、「ネット集客がうまくいった」というような事例ばかりなので、飛びついてしまいがちですが、反対に「ネット集客はうまくいかないよ」という意見も知っておくことが、あなたの集客にとっては大切です。

良いところと、悪いところと両方を知って、使うかどうか、どう使っていくかを決めると、根気よく集客につなげることができます。

ボクは今リアルでスクール生を見ているので、複数の現在進行形のビジネスを知っています。絶対正しいとは言いませんが、現実的で、早い(2021年11月現在)情報なので知っておいて損はないと思いますよ。

自営業・フリーランスが失敗しないために、集客・広告で知っておくべき知識

ここからはまず、広告や集客についての基礎知識をおさらいしておきましょう。

  • 予算はどれぐらいかけていいのか?
  • そもそも広告は必要なのか?
  • 広告の種類って?
  • あなたがやるべきこう広告は?

だいたい知ってる!という方は飛ばしてくださいね。

集客や広告に使って良い予算はいくらぐらい?

一般的に使って良いのは、粗利の10パーセント以下です。例外的にもっと使っていいのは、原価がかからないものです。化粧品、サプリ、情報商材は原価率がめちゃくちゃ低いから30%~70%ぐらい使っても大丈夫です。(化粧品、サプリ会社の人に怒られそう…)

ボクもスクールをやっていて、情報を扱っていますから、結構使えるということになりますね。あなたは原価率どれぐらいの商売ですか?原価率って考えると難しい場合は、1商品を買ってもらうのにかかる経費って考えればザックリOKです。

それで10%以下なのか、むちゃくちゃ使っていいのかをハッキリさせましょう。

そして、その予算の中で、リターンの良い広告・集客を築き上げていきましょう。ヒット広告の形が作れれば、やればやるほど売り上げは上がります。例えば10万円かければ30万円売れる、100万円かければ、200万円売れる、というようになります。タイムマシーンを持っている人が馬券を買うようなものですから、自信をもって予算を使うことができるようになります。

広告や集客にかける予算って、FXや株式投資よりもよっぽど良い投資という考え方ができます。

広告って必要なの?

「いやいやタカジさん、そもそも広告って必要なの?」という声が聞こえてきそうです。結論から言うと、必要です。ほとんどの場合、必要です。なぜならお客さんは必ず減っていくからです。

買ってくれた人全員がリピーターになって、一生残ってくれれば新規集客する必要はありませんが、そんなわけがありませんよね。他の方法で新規集客できる形を持っていれば良いわけですが、その一番確実というか、一番計算がしやすいのが広告です。

もちろん、新規のお客さんがほっといても来て仕方がない状況が作れているなら必要ありません。でも、そんなことはなかなか難しいので、広告で安定した新規集客が出来ている状態をつくることが、すごく経営を安定させてくれるんです。だからこれを利用しない手はない、と言った方がいいと思います。(ボクは広告屋ではないですし、回し者でもなんでもないので、マジで言ってます)

広告にはプッシュ型とプル型の2種類ある

プッシュ型は探していないお客さんに、こっちから見せていくものです。

ポスティング、FAX、電話、ダイレクトメール、メルマガ、ライン、ステップメール、訪問営業、街宣カー、新聞広告、街頭でのチラシ配り、ネット広告…という感じです

プル型というのは、探しているお客さんに見つけてもらうものです。

ホームページ、タウンページに載せる、看板、プレスリリース、SNS、など待ちの姿勢のものです。

プッシュとプルの混合型というのもあります。例えばネット広告を出して、ホームページを見てもらう、という感じです。

正確に分類することにそんなに意味はないので、「押し出していくものと、見つけてもらうもの」があるんだな、と思ってもらえればOKです。結果、お客さんが来れば良いわけですからね。細かいことは置いときましょう。

どんな広告をやれば良い?

プッシュ型、プル型、混合型の広告や仕掛けがあるわけですが、何をすればよいかと言うと、結果が出るものをすればよいです。

「んなことわかってるわ!どれが結果出るのか教えてよ」と言われそうですが、ホントこのことに気づいていない人が多いから、言っています。

FB広告はどうやってやれば良い?インスタってどう出せばいい?って言われるんですよね。その前に、あなたの商品はどんな価値があるのか?あなたのターゲットはどんな人なのか?どの広告が合っているか?それを考えるのが先です。

たぶんこの方法が良いだろうな、というものを、プッシュ型もプル型も織り交ぜてやる、というのが正解になることが多いです。ホント、業態によって違うので一概には言えません。だって町の弁当屋なら看板一択ですが、エステだったら看板だけでお客さんは来ないですよね。

確率が高そうなものを、トライ&エラーでやっていって、結果が出るものをやる、これが正解です。

よくある失敗は、「流行してるからやる」「誰かがうまくいったからマネする」というように、安直に飛びつくことです。これはうまく行きっこないですから気を付けてくださいね。

SNS広告ってどうなの?

流行ってますよね。安直に飛びつくのはよくないですが、性質をしって、自分の商品とお客さんに合っていればやる価値があります。

TikTok、YouTube、Instagram&FBを見ていきましょう。

SNSの特徴の違いは?

大きく分けるとこんな感じの違いがあります。

TikTok…娯楽、暇つぶし
YouTube…暇つぶし、学ぶ
FB、インスタ…有名人・友達と繋がる

TikTok広告

日本では若い人しかやっていないイメージかもしれません。3つの中で、今から始めて長くやるならこれです。なぜなら伸びるからです。それが言えるのは、先行している国で伸びているからです。ちなみに、日本でも伸びてきていて、日経トレンディが発表した2021年ヒット商品ベスト30の1位が「TikTok売れ」なんですよ。だからって安直に飛びつくなかれ、落ち着いてみていきましょうね。

TikTokは若い女の子が躍るだけのものではありません。先行しているSNS(YouTube、Twitter、FBなど)を研究して、時間をかけてSNSの1位を取るための長期戦略を立てている、超優良企業です。若い人から火をつけるというのも戦略の一つでしかなく、ご存じの通り大成功しています。もっと世代も種類も広がっていきますよ。10年もしないうちにYouTubeを食ってしまうかもしれません。

事実、日本でもラインとFacebookは超えているんですよ。伸びしろがあると思っておきましょう。1分以内でインパクトを持たせるだけなら、作る手間もまだマシです。

娯楽で見ている人に、広告なんて意味あるの?と思われるかもしれませんが、少しずつ「短く学ぶ」という使い方がされ始めているんです。

YouTube広告

現在一番稼いでいるのがYouTube広告です。これは特に情報系だったり、サプリとか健康系の人が荒稼ぎしています。しばらく続くでしょうし、効果的な広告と言えるでしょう。

ただ、難しいし、大変です。なぜならライバルが強いし(玄人だらけ)、動画を作るのは作業に時間と労力がかかるからです。広告動画を1つ作ってうまくいく、なんて甘いものではありません。10も20も作って、改善して、当たる広告=エース広告を作って、という作業が必要になります。

根気とチームワークが大切になってきます。1人でやるなら、いろんな人の力をウマく借りることが出来ないとなかなか難しいです。自分で喋って、テロップをつけるだけでうまく行く、なんて甘い物ではない、ということを知っておきましょう。

難しいから、良いもの(広告→ランペ→商品価値含め)を作った一握りが勝っている、というのが現状です。

FB、インスタ広告

作りやすさ、効果の高さ、即効性で言うと、これが一番です。ターゲッティングの精度も素晴らしいし、FBを使っているのはお金を持っている人が多いので広告効果が高いです。

ただ、今ライバルがすごく多くなっているので、ちょっと遅いかもしれません。よっぽど同じような商品・業界の人がいないのであれば話は別ですが、FB広告で結果を出すためのノウハウも普及してきて、全体のライティングレベルが上がっています。そしてライバルが多い。だから難しさもあります。

結果、1リストを取るための単価がすごく高くなってきてるんです。前は100円で1リストだったのが、今は1000円とかもザラになってきています。

結局ひとり社長におススメのSNS広告は?

いまから始めるなら、TikTok広告です。YouTubeとFBは結構イバラの道だと思っておいた方がいいでしょう。

ただし、TikTokの危険性も理解しておきましょう。それは、「極端なことを言わないといけない」から「権威性が出るやりかたではない」ことです。短い時間で細かいことを言い切れないですよね。でも興味は惹きたい。てことはめちゃくちゃアンチを生みます。信頼感に欠けることもあるってことです。

SNS広告はどれもメリット・デメリットがあるなーと知っておくが大切です。ご利用は戦略的に

どのSNS広告も目立たせようとする結果、お客さんの質が良くなかったり、あなたの評判・権威性が下がる可能性があるということです。そうなると、短期的な売り上げはあがっても、長い目で見た時に経営は安定しませんよね。

SNS広告はそのあたりをしっかり考慮に入れて、大丈夫そうならチャレンジする価値があるものです。

この記事を書いたのは、「どんな時代も売れる能力を身につける」自営業・フリーランスのスクールをしている焚き火たかじでした。集客の極意をツイートしています。https://twitter.com/takibitakaji

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