緊張をほぐす一番良い方法は、しゃべってもらうことです。ただ、相手が緊張しているのに質問を浴びせても、緊張していて話しにくい、ということもありますよね。
というわけで、相手が緊張せずに話せるように、エスカレーターに乗せるようにスムーズにエスコートしてあげるのが、ホストの腕の見せ所ですね。
大切なのは準備をしておくことです。そんなときの必勝パターンをお伝えします。
(お互いの軽い自己紹介とか当たり前のものは省きます)
これで初対面の人とも大切な話ができる、イケてる大人になれますよ!
ステップ1.深呼吸
「ちょっと一緒に深呼吸しましょう」で伸びをしましょう。
自分が率先して思いっきり伸びることが、相手にも安心感を与えます。
これですこーしほぐれます。
ステップ2.雑談「今日の衣食住」
しらじらしくない雑談で盛り上げましょう。雑談と言っても、話に入りにくい場合がありますよね。白々しくないことがポイントです。
相手によっては、早く本題に入りたいせっかちな方の場合もあります。
天気とか言いますが、天気の話で盛り上がることってありますか?(笑)僕は天気で盛り上がる自信がないです。ヒトコト目としては悪くないですが。
そこで、一番白々しくないのは、「今日の衣食住」です。
例えば食で行くならこんな感じです。
・朝が早いなら
「朝は食べてこられました?朝は食べるタイプですか?」
・昼過ぎなら
「昼は済まされました?どちらで召し上がったんですか?」
という感じで今日の食事を話をして、
「好きな店、よく行くお店を教えて、料理はするのか、得意料理は」
という感じにつなぎます。
衣住で行く場合であれば、
今日の服について(温かそうだ、オシャレだ、似合ってる、どこで買った等)
どこに住んでる(ここまでどうやってきた、どれぐらいかかった、どんな町等)
とは言え、食が一番無難でしょう。これで、軽くアイドリングトークをしてもらって、口を滑らかにして、もっと緊張がほぐれてきます。
ステップ3.恒例質問
あなたが気になること、知りたいことをインタビューします。言い方としては
「私お会いする方にいつも聞く質問があるんですけど、聞いてもいいですか?〇〇ってどうされていますか?」
という感じです。いつも聞いているから、私の為に教えて、というスタンスが大事です。こう言えば、答えるだけで少しこの人に役に立つ、と思えるので自然に言葉が出てきます。
質問の内容としては、本当に気になっていることがあれば、それを聞けば良いです。なければ、
「人よりこだわっていることを一つ教えてください」
で行きましょう。この段階でかなり喋っているので、緊張もほぐれて顔色も良くなっていることでしょう。
ここまでが必勝3ステップです。この時点でかなり話しやすい空気になっていると思いますが本題のことも話してもらえる、大切な言葉があります。
会話が止まらなくなるスイッチ
それが、こちらです。
「今から〇〇さんに〇〇についてお話を伺っていきたいのですが、よろしいですか?」
当たり前のようですが、大切な言葉です。
要は、約束を取るのです。舞台をセットアップするわけですね。
これで相手は〇〇のことを今から聞かれるから、しゃべろう、と無意識に決意してもらえます。
そして本題に入って行くわけです。
必勝ステップがわかったところで、聞く側として相手の緊張をほぐす3つの仕草があります。
大切な3つの仕草

笑顔
手のひらを見せる
うなずき
笑顔が下手な人は、お会いする前に顔面体操をしておきましょう。顔をいろんな表情に動かすストレッチです。
手の内を見せる、と言いますが、本当に相手の手のひらをみると人は安心します。本能です。さりげなく手のひらが相手に見えるような仕草をコソっと入れましょう。
うなずきは大きすぎると相手にプレッシャーになるので、やりすぎない程度にしましょう。
相手を緊張させてしまうNGについてもお伝えしておきます。これをやっちゃいけません。
NG

腕を組む
しかめっ面
うつむく、携帯の画面やノートなどばかり見る
見つめすぎる(3秒まで)
全部やられたらイヤですよね。気をつけましょう。
というわけで、今日は質問をいただいたのでこんなテーマの記事を書いてみました。
このブログは「笑いが生まれるトークを学ぶ」というコンセプトで発信しています。
私もかつては人見知りで、緊張してしかめっ面で相手と打ち解けることができませんでした。学生時代のクラス替えとかは地獄でした。
でも、自分を変えようと笑顔で接することを始めてから、人と仲良くなりやすくなりました。

トークに才能は必要ありません。必要なのは、知識と実践です。
必ずあなたも向上します。一緒にトークを向上して、あの人も笑顔に変わる人生を送りましょう。
オモロイ話
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プレゼント
トーク向上委員会の向上長、焚き火たかじでした。
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