急に売上を上げちゃダメな理由~YouTube登録者のグラフでわかる成長曲線~【マインド講座#1】

軸になる考え方

成長曲線は4つの期間がある

経営の4つの期間

4つの期間とは、
導入期、成長期、成熟期、衰退期です。

具体例で見ましょう。
下はとあるYouTubeチャンネルの
登録者の推移を表したグラフです。

あるYouTubeチャンネルの登録者の推移

これはYouTubeに限ったことではなく、
会社でも、商品でも、なんでも
うまくいくところはこうなります。

最初は何事も伸びません。
再生回数は10とかなわけです。

導入期と成長期の
分岐点がわかりにくいですが、
2016年ぐらいから傾きが変わります。

このころからは月間1000人以上増えてます。
そして2018年でパタッと増えなくなります。

そこからが成熟期ですね。
そして2021年から衰退期が始まっています。

登録者は減っていないのですが、
再生されている回数と時間が、
実は減っているんですね。

仕事もこうなる、
ということを知っておくことが大切です。

4つの期間はだいたい等しくなる

この4つの期間はだいたい同じに
なることがわかっています。

どれぐらいの長さになるかは、
商品や性質によって違います。

でも一つ言えることは、
すぐに成長期を迎えれば、
すぐに衰退期を迎える、

ということなんです。

だから急にブレイクしちゃダメなんです。

一発屋と実力派(芸能人の例え)

芸能界がわかりやすいでしょう。

一発屋と実力派

名前を出すのは失礼なのを承知で、
わかりやすさを追求するために出します。

にゃんこスターとかまいたち

この2組を比較するとわかりやすいです。
この2組は同じ大会で優勝、準優勝しました。

優勝したのはかまいたちでしたが、
準優勝だった、にゃんこスターの方が
注目されて、引っ張りだこになりました。

でも時間が経つと
にゃんこスターを見る事は無くなり、
かまいたちはずっと出続ける結果になりました。

2組の結果が変わった、大きな違いは何でしょう?
それはとても簡単な理由です。

にゃんこスターは積み重ねていなかったから、
かまいたちは積み重ねていたからです。

かまいたちは10年以上、大阪で漫才を続け、
ファンを増やし、実力をつけていっていました。
着実に、です。

この大会だけでなく、何度もM-1グランプリで
決勝に進出していました。

大阪ローカルで、バラエティー番組、ロケ番組を
積み重ねて、実力と人気をしっかりつけていたんです。

一発屋と見せかけた実力派、2人の吉田

今はもうアタリマエみたいになっちゃいましたが、
吉田羊さん、吉田鋼太郎さんは急にブレイクしました。

羊さんはHeroの出演がきっかけ、
鋼太郎さんはおっさんずラブがきっかけです。

テレビで注目されるようになる前に、
二人ともお芝居をずっと頑張ってきた方でした。

すでに世に出るだけの実力が備わっていました。
テレビ以外の部分で実力を発揮していたわけです。
その人が一発屋のように、グワッとブレイク
しましたが、にゃんこスターのようにはなりません。

それは、積み重ねているからです。

経営者マインド「習慣にして積み重ねよう」

パット売れてはいけない、
とわかってもらえたと思います。

だから急に売り上げを上げてはいけません。
急にお客さんが増えてはいけません。

その分、落ちるのも早いです。
実力を徐々につけながら、徐々にお客さんを
増やしていくのが、長く生き残る秘訣です。

そのために大切な事は何でしょうか。

それは、商品を磨く習慣をつけることです。
それは、自分を磨く習慣をつけることです。
それは、サービスを良くする習慣です。

そうして、積み重ねていくことが、
安定して、ずっと成長していける、
人の役にもずっと立ち続けられる、
フリーランスとしてのやり方です。

チャンスが目の前にきたとき、
このことを頭において行動をしましょう。

今の自分がそれをやって良いかどうか、
グラフのどこにいるか考えましょう。

美味しい話に飛びつくよりも、
自分の人気と実力を着実に
積み重ねていくことが大切です。

自営業が衰退期になったらどうすれば?

まだ心配する必要はないかもですが、
衰退期になったときは、新たな一面を
出す必要があります。

商品で言うと、
違う商品を出す、ということです。

タレントでいうと、
違う一面を出す、ということです。

アイドルで言うと、
最初は歌やダンス、
可愛さや水着でブレイクします。

それが衰退期を迎えると、
ある人は女優としての次の人生を
スタートします。女優として、
導入期、成長期…と次のグラフになるわけです。

篠原涼子さんですね。

またある人は、
ママタレントになります。
ママとして、導入期、成長期…と違うグラフになります。

辻希美さんですね。

またある人は、
政治の世界に進みます。

蓮舫さんですね。

息の長い人や会社は、
こういう形で、何度もブレイクしているわけです。

フリーランスは経営者と自覚しよう

フリーランスがうまくいくには、
6つのことをトータルコーディネート
することが必要です。

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いちおうやっています。

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焚き火たかじでした。

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