ビジネスでは、マネることが大事です。ベンチマーク、リアプライ、TTP、すべて「マネる」を美化したビジネス用語(同じ意味)です。発明家のエジソンも、発明とはマネであると堂々と言い放って、丸パクリして訴えられまくっていたのは有名です。
マネるときは、エジソンみたいに丸パクリはいけません。商品ではなくコンセプトをマネる。少しずらす。考え方をマネる。自分のオリジナルも入れる。というようなことが大事です。
発明って何?
ただ発明というのは0からできません。すでにあるものの掛け算です。この世にないものなんてないからです。
例えばスマホは
「デジカメ×携帯電話×MP3プレイヤーのタッチパネルコンピュータ」
なわけです。全部あるものを組み合わせて生まれました。
真似したら失敗するもの
そしてマネしてはいけないのはこの2つです。
- 近くの同業者
- 友達・近所の商売
1番の理由は、両方イケてないからです。イケてないものをマネしたら、失敗するからです。
2つ目の理由は、近くのものをマネするとカニバる(パイの食い合いになる)からです。
3つ目の理由は、「キサマ!真似しやがったな」というような恨みを買ったり、「あそこの真似ね」とお客さんにバレて恥ずかしい&敬遠されるかもしれないからです。
というわけで、近所・友達の良い話には気を付けて下さい。これをマネして失敗する人が多いので、わざわざ書きました。家に入っているチラシを見ても、近所のお店を観察しても、改善ポイントをこっそり見つけましょう。
真似したら成功しやすいもの
真似るならこの3つのどれかがおススメです。
- 「他業者・他業種」
- 「遠くでうまくいってる同業者」
- 「違う時代にうまくいってた同業者」
海外でうまくいっている同業種のこと、お客さんは知りませんよね。だから海外から取り入れると良いですね。海外でなくても、お隣の県だったりすると、意外と知らないものです。ネットがあるとはいえ、わざわざネットで隣の県のことを調べないからです。業種によって真似してもよい距離感は違うので気を付けてください。
また、時代は必ずまわります。だから過去のうまくいったものを真似ると良いこともあります。時代が早すぎてうまくいかなかったものを、今の時代に再発売して成功するケースもあります。
例えば「アーモンドミルク」や「オーツミルク」って今流行っていますよね。これもヨーロッパでは2000年ごろから流行していて、日本でも製品としてはありました。ようやく最近になってブームが来ました。タイミングは難しいですがね。
まとめ
真似るなら、遠くのうまく行っているもの、他業種のモノを真似ましょう。
真似てはいけないのは、近くの同業者、近くの友達です。
良いものを組み合わせて、良いコンセプトの商品・サービスを作ることができれば、ずっと選ばれる個人事業主になれますよ。
フリーランス・自営業者の経営の家庭教師、焚き火たかじでした。
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