クラウドワークス、ランサーズ依存は危険です【マインド講座#13】失敗経験からわかる、正しい活用法

軸になる考え方

フリーランスといえば、
クラウドワークス、ランサーズといった
クラウドソーシングサービスを使う人が
多いですが、危険性を知っていますか?

知らないで使っていると、
思わぬピンチになりかねないので、
経営者の見方で一緒に学びましょう。

先に言いますが、
Amazon、楽天、baseも
ぐるなび、ホットペッパー、食べログも、
同様に危険です。

なぜクラウドソーシングが危険か

使ったらダメというわけではありません。
便利なシステムですし、良心的です。

ずばり、危険な理由は
「上流を抑えられてしまうから」
です。

物事は必ず、上流が強いんです。
田んぼをやってる農家なら、
水路を絶たれたら終わりですよね。

集客の入り口がこのシステム一択になると、
とっても危険です。

たとえば、
「あなたは追放」って言われたら、
二度とそこを使えなくなります。
ユーチューバーがバンされるような感じです。

それは極端な例ですが、他には
「手数料を上げます」って言われたら、
絶対に抵抗できません。

クラウドソーシングは、
マージンのビジネスですから、
自分が強者になれば、
マージンを上げるのがセオリーです。

Amazonプライムが年々高くなるのも、
Amazonの出品者手数料がそうなのも
一緒です。

おそらく楽天も年々、出品者の負担が
アガっているはずです。

調べりゃわかりますが、調べなくても
わかります。それがセオリーだからです。
きっとそうだと思います。

だから、ずっとフリーランスにとって、
安心できるものではないんですね。

顧客リストは火事で一番に持ち出せ

この話は度々でてきますが、
大事だからです。

江戸時代から(もっと前から?)の
商売のキホンのキが、顧客リストです。

直の仕事、直のお客さんを持って、
その人から定期的にお仕事があることで、
経営は安定します。

直の仕事を持っていない限り、
フリーランスがサラリーマンの3倍稼ぐのは、
日本からイギリスまで歩いていくような
遠い遠い道のりです。

ずっと下請けはダメなんです。
道の先には破滅しか待っていません。
(よくドラマなんかで下請けが泣きついていますよね)

とは言え、私も使っています。

ボクも、発注者として何度か
利用させていただいています。
受注者としては使用したことがありません。

なぜなら、割が悪いからです。

使わない理由として、
ボクがフリーランスとして安定してから、
こういったサービスが生まれたことも
あります。

ボクが始めたばかりなら、使うでしょう。
では経営としてどう使うのが良いのか、
一緒に考えていきましょう。

クラウドワークスの健全な使い方

今始めたばかりなら、最初は使うと思います。
フリーランスがイチから新規集客することほど、
難しいことはありません。

だから、始めのころはうまく使うことが大事です。
リスクは管理すれば、うまくいきます。

リスクに気づいていないことが問題なだけです。
では、どう活用すれば良いでしょうか。

クラウドワークス、ランサーズを卒業する道のり

とてもシンプルな使い方があります。

それは、新規集客だけに使うことです。

最初は知ってもらう為に、使い、
その人を自分のお客さんにする、
流れを作っておくことです。

全員そうすることは難しいでしょうが、
一定の割合でそうしていくだけで、
どんどん売り上げは増えていきます。

LTV(生涯顧客価値)を知れば、
その意味はよくわかりますが、
ちょっと長くなるので別の機会にしますね。


お会いしたときに、
または仕事を納品するときなどに、
自分のHPやインスタページなどに、
うまく誘導するわけです。

このへんについては、
規約でメアドを交換してはいけない、とか、
色々あるので、頭を使いましょう。

たとえば、
プレゼントを用意しておいて、
ボクのサイトでは〇〇のパスワードの人だけ、
受け取れるようにしています。

みたいに、お伝えしておくわけです。
そこでラインやメアドを登録してもらいます。
それなら、繋がりを作れますよね。

そして、
「今度からは直接申し込んでね」
って伝えるとか、
「直接申し込んだ人だけの特別なサービス」
を用意しておきます。

お客さんが、
「直接申し込んだ方が得だ」
って思えば、そうなっていきます。

こうやって、自分のリピート客を
増やしていくわけです。

それを繰り返して、
徐々に自分の得意客を増やして、
そのお客さんだけで売り上げが立てば、
無事、卒業することができます。

それじゃお客さんが減っていく?
あなたのサービスやフォローが良ければ、
逆に得意客は増えていきます。
シナジーや紹介が生まれますから。

楽天、base、amazonも危険

クラウドワークス等と同様に、
楽天などのECサイトに依存
することも危険です。

理由は同じですから、
わかりますよね。

上流を抑えられるからです。
お客さんと深いつながりができません。

アナタも、
Amazonで買った商品の会社と、
つながってないでしょ?

でもお取り寄せしたグルメの会社から、
定期的に連絡はきますよね?

そういうことです。

なぜなら、個人情報が取れない。
メールが取れないんです。
(厳密に言うと、取れなくはないけど)

気軽にメッセージを送ることができません。
お客さんと深くつながりにくいんです。

お客さんと太いパイプが出来ないことが、
一番の問題です。

ボクの失敗経験その1

amazonに関しては、使っていました。
ほぼすべてを依存していました。
バスケ指導のDVDを売っていたんです。
(HoopDreamsと調べれば出ますよ)

これは本当に失敗だったと思います。
確かに、すごく売れるんですよ。
年間、300万円以上売れていました。

でも、これって麻薬なんです。
楽なんですよ。勝手に発送、集金、返品
なにもかもやってくれます。
たいした設定もいりません。
管理もめっちゃ楽。

でも、
ちゃんと自社サイトを作って、
自社で支払い管理から発送までの、
自動システムを構築するべきでした。

予算と時間はかかりますが、
自分で発送しないシステムにすれば、
時間に縛られることもありません。

主婦バイトを雇うとか、
発送代行業者とかに頼めばいいです。
無料ではできませんが、それはいいんです。
なぜなら、上流を抑えられるからです。

業者の手数料が高ければ、
値下げ交渉もできるし、他に変えられます。
これが、上流を抑えるってことです。

長い目でみたら、
その方法一択なんです。

ボクはAmazonで1000人以上の方に
買ってもらいましたが、
今誰ともつながっていません。
それが最大の理由です。

あー、惜しいことをした。
金の卵をみすみすAmazonに渡してた。

ナイキもAmazonから撤退した

たとえば、ナイキやディズニーランドも、
Amazonから撤退しました。
これはやっぱり基本なんです。

大きな会社だからだろ?って思うかもですが、
小さな会社だから、特にそうです。

クラウドソーシングと同じで、
最初はAmazon、楽天を使うのも良いでしょう。

でも、さっきと同じ方法で、
自分のお客さんに変えていく流れを作りましょう。

ぐるなび、ホットペッパー、食べログも危険

飲食なら、使いたくなりますよね。
これも同様に危険です。
理由は同じなんで割愛しますね。

ボクの失敗経験その2

ボクも元々が飲食のコンサルだったので、
大変お世話になりました。

一番良い時代は、ホットペッパーに出すだけで、
お店の売り上げが200万円あがりました。
年ちゃいますよ。月ですよ。

怖いでしょー?麻薬でしょー?
どっぷり浸かってしまいました。

あぐらをかいた結果、
サービスの質が下がって、
今それらの店はすべてありません。

企業努力しなくなるんです。
勝手にお客さんがくることほど、
恐ろしいことはありません。

だから良い店、わかってる店は、
ぜったいぐるなび等に依存していません。

あいつら、勝手に載せやがるのが、
やっかいなんですけどね。

メディアの皮をかぶった
販促会社ですからね。騙されないでください。

上流を抑えられないように気を付けましょう。

メルカリ、ラクマ、ヤフオクも危険

同じように危険なのはわかってもらえますよね。
詳しい説明は割愛しますね。

動画で見る▼

クラウドワークス、ランサーズ依存は危険です【マインド講座#13】失敗経験からわかる、正しい活用法

まとめ

クラウドソーシングは危険、
ECサイトも危険、
グルメサイトも危険です。
依存していたら、独立していきましょう。

あの麻薬にどっぷり浸かると、
抜け出せなくなり、
商売の上流を抑えられます。

有効な使い方は、
新規集客だけに使うことです。
そしてそのお客を自分のお客にする。

そして、最終的には、
何にも依存していなくても、
お客さんが増えていく形を作ること。

これがシンプル経営の見方で、
フリーランスを成功させる考え方です。

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フリーランスの家庭教師
焚き火たかじでした。

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