市場・ターゲットを決めるPVP指標をわかりやすく知ろう【マインド講座#31】

軸になる考え方

アナタのお客さんは誰ですか?

こう聞かれた時に「すべての人です」と答えていたとしたら、あなたの商売はピンチでしょう。又は、あなたは伸びしろバツグンです。これは、「誰も自分のお客さんじゃありません」と言っているのと同じだからです。

これを明確に決め、一点突破していくと、良い仕事ができる&利益を上げることができます。特に仕事を始めたばかりの頃はコレが大切です。

自営業・フリーランスでも、市場を決めて自分が勝てるところで商売・サービスをすることが大切です。これが選ばれる理由になり、料金が高くても頼まれ、長く喜ばれる仕事をすることができます。

まずは絞って、ニッチなところでしっかりと売り上げを上げることが、商売を軌道に乗せるコツです。

では、どうやってあなたの市場・ターゲットを決めれば良いのでしょうか?フランクカーンという世界的なコンサルタントが提唱する、PVP指標がわかりやすいので紹介します。

めちゃくちゃカンタンなので、是非覚えて帰ってくださいね。

PVP指標をめちゃくちゃカンタンにすると

PVP指標なんて名前を聞くと、難しそうに感じるかもしれませんが、めちゃくちゃカンタンです。こういうことです。

P…自分がやっててテンションがあがるか?
V…大きな金額になるか?
P…大きな利益になるか?

自分が戦いそうな市場・ターゲットについて、この3つの指標で10点満点で採点していくんです。実際にやってみましょう。

PVP指標の具体例

具体例を出して説明を補足しますね。まず仕事は…動画の撮影や編集の仕事だとしましょう。たとえば市場・ターゲットはこんな風に3つに分けられます。

  1. 会社向けの、セミナー動画撮影
  2. 一般人向けの、結婚式DVD制作
  3. スクール向けの、発表会動画制作

それぞれをPVP指標で見る事ができます。それぞれを分析すると、こうなりました。

  1. 会社向けの、セミナー動画撮影…5,8,6=19
  2. 一般人向けの、結婚式DVD制作…6,8,3=17
  3. スクール向けの、発表会動画制作…8,7,8=23

つまり、PVP指標の1位は、「スクール向けの、発表会動画制作」になりました。

この市場・ターゲットに絞れば、あなたは楽しく仕事ができて、やっていける利益を上げることができますから、成功しやすい、ということです。

メチャクチャ大切で忘れちゃいけないこと

そして、もう一つお伝えしていない、大切なことがあります。あなたが売っていいのは、「スクール向けの、発表会動画制作」だけです。他の2つは捨てるのです。

ただし、勘違いしないでください。きた仕事を断れ!という意味ではありません。結婚式の仕事が来て、受けたいなら受けて構いません。

ここで言っている意味は、HPやサービス紹介のパンフレットとして、これ以外はアピールしない、ということです。つまりどういうことかというと、

ターゲット、人としては、「スクールをやっている先生や生徒に向けて」だけのメッセージを書きます。サービスとしては、「スクールの発表会に必要な情報」だけを書きます。結婚式や、セミナー撮影のことは一切書かない、ということです。

これが刺さる打ち出し方になります。専門店になるのです。居酒屋でふぐが5000円だったら頼まないですが、ふぐ専門店なら1万円でも注文されるのです。

まとめ

自営業・フリーランスは初めほどニッチに絞ることをおススメします。絞る時はPVP指標で簡単に分析して、1位になったところで戦いましょう。そしてそれの専門店になりましょう。(そう見せる、という意味です)

これが自営業・フリーランスが長く愛され、選ばれ、利益を上げて大切な人を幸せにできる近道です。この記事を書いたのは、フリーランス・自営業者のマーケティングの家庭教師、焚き火たかじでした。

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