「この物件やめとこ」と思った話&ネタバラシ【たかじ小話#5】

たかじのコラム

2013年ごろに新婚生活を送る為の部屋探しをしていて、
条件には合っているものの、
「この部屋やめとこ」
と、思った話です。

このブログの主であるトーク向上長のたかじが、
自分のトークを向上させるためにエピソード話にも
チャレンジしています。

それではさっそくエピソード話です。

エピソード話

「この物件やめとこと思ったワケ」

新婚で住む物件を探してて、
「ここやめとこ」と思った話なんですけどね。

僕の3つの条件は、
静かで、
家賃がお安くて、
ベランダが広いところでした。

不動産屋さんに紹介してもらって行った物件は、
3つの条件に合っていたし、新生活ということもあり、
ワクワクして、不動産屋さんの車で向かいました。

少し高台にあって、近づいていくと、
5階建ての30部屋ぐらいあるマンションでした。

地中海にあるような白いごつごつとした石の壁でできていて、
築40年ぐらいの物件で古い建物で、
遠くから見ると要塞のような存在感もありました。

玄関を開けて中に入ってみると、空気がどんよりとしていました。
しばらく誰も入っていないんでしょう。
床もうっすらと埃がかぶっていて、
「ちょっとここ怖いなー」と思いました。

2DKで玄関に近い方から
キッチンダイニング、トイレ、風呂、
奥の2部屋が和室と洋室でした。

手前側にある水回り関係をチェックしていると、
奥側のカーテンを不動産屋さんが開いてくれました。

すると窓は一か所汚れているものの、
奥の二部屋にまたがるベランダで光がブワっと差し込みました。

そして新鮮な空気に一気に入れ替わり、
高台にあることもあって眺めが良さそうな感じでした。

水回りは古さはあるものの許容範囲だし、
3つの条件にも当てはまっているし、
「ここ、結構いいかも。住もうかな!」
と思いながらベランダに出ました。

窓の外は大きく開けていて開放感もあって、
「お、ここにしようかな。いいやん!!」
って思って下を見ると、

窓ガラスに激突したスズメが転がっていました。
「あー、窓ガラス汚れてた原因これね。
ここ、やめよう」
と思いました。

ここに住んだら、
ちょいちょいスズメのお葬式をしないといけないですもんね。
僕じゃなくて、妻が(笑)

絶対嫌がります。

面白くするために使ったコツをネタバラシ

今日意識して使ったコツは

波を作った

です。
詳しく解説します。この話は、意識的に

  • 上げて、
  • 下げて、
  • 上げて、
  • 下げて

構成しています。
全文を見てもらう方がわかりやすいので、
再び御覧ください。

赤いところが上げている部分、
青いところが下げている部分、
です。

「ここやめとこ」と思った話なんですけどね。

僕の3つの条件は、
静かで、
家賃がお安くて、
ベランダが広いところでした。

不動産屋さんに紹介してもらって行った物件は、
3つの条件に合っていたし、新生活ということもあり、
ワクワクして、不動産屋さんの車で向かいました。


少し高台にあって、近づいていくと、
5階建ての30部屋ぐらいあるマンションでした。

地中海にあるような白いごつごつとした石の壁でできていて、
築40年ぐらいの物件で古い建物で、
遠くから見ると要塞のような存在感もありました。

玄関を開けて中に入ってみると、空気がどんよりとしていました。
しばらく誰も入っていないんでしょう。
床もうっすらと埃がかぶっていて、
「ちょっとここ怖いなー」と思いました。


2DKで玄関に近い方から
キッチンダイニング、トイレ、風呂、
奥の2部屋が和室と洋室でした。

手前側にある水回り関係をチェックしていると、
奥側のカーテンを不動産屋さんが開いてくれました。

すると窓は一か所汚れているものの、
奥の二部屋にまたがるベランダで光がブワっと差し込みました。
そして新鮮な空気に一気に入れ替わり、
高台にあることもあって眺めが良さそうな感じでした。


水回りは古さはあるものの許容範囲だし、
3つの条件にも当てはまっているし、
「ここ、結構いいかも。住もうかな!」
と思いながらベランダに出ました。

窓の外は大きく開けていて開放感もあって、
「お、ここにしようかな。いいやん!!」

って思って下を見ると、
窓ガラスに激突した雀の死体が転がっていました。

「あー、窓ガラス汚れてた原因これね。
ここ、やめよう」
と思いました。

ここに住んだら、
ちょいちょい雀の埋葬をしないといけないですもんね。
僕じゃなくて、妻が(笑)
絶対嫌がります。

こうやって、波があると話は面白くなります。
実は映画など物語というのはだいたいこうやって作られています。

劇団ひとりさんのこのお話も参考になります。

takibitakaji.site/point10/

半沢直樹もこの方法を使っている

ドラマを想像してみてください。
必ず主人公は
ピンチになったり、
失敗して落ち込んだり、
しているはずです。

そして、そこからの復活で
上げていっているわけです。

2020年でいうと、半沢直樹が再びブレイクしました。
半沢はしょっちゅうピンチを迎えて、
それを覆して倍返しをしているわけです。

ほとんどのありとあらゆる話が、
こうやって構成されています。

好きなアニメや映画やドラマを思い出してみてください。
ほぼ、全てです。商業的なものは100%そうです。
昔からずっと、同じ方法です。普遍の面白い話の法則です。

エピソード話をするときに、
そこまでとんでもなく落ち込んだり、
とんでもなく上がったり、することまでは
必要ないですが、

このことを意識するだけで、
聞き手にとって面白くなります。

動画でも話しました

物件選び&使ったテクのネタバラシ【ウケる話チャレンジ#5】

アナタも必ずトーク向上する

誰かを笑顔にするのに才能はいりません。
必要なのは知識と練習です。学んで練習を繰り返せば、
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たかじさんでした。

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