フリーランスがいっぱしになる最大の障害が
自分のサービスや商品の値段を
適正に上げられないことです。
ハッキリいうと、この考えがあると、
ふつう、一生いい仕事はできません。
なぜなら、
フリーランスは絶対に絶対に
価格競争だけはしてはいけないからです。
これは、大原則です。
価格で大手に勝てません。
体力が違いますからね。
では、それをどう考えれば良いか、
原因と反論を一緒に考えていきましょう。
そして、
最後に書いた、一番大切な考え方を
受け取っていただきたいと思います。
フリーランスが単価を上げられない3つの原因
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まず、あなたにどの原因があるか
探ってみましょう。
「儲ける=悪いこと」と思っている
一つ目の原因は
「儲けるのは悪いこと、
安いのが良いこと」
という考え方です。
「自分はたいしたことがない」と思っている
2番目の理由は、
「自分はたいしたことない」
という謙遜の考え方です。
本当にたいしたことがないなら問題ですが、
フリーランスになるぐらいですから、
他の人との違いや、優れていることが
ほとんどの人にあります。
自分を認められないことが
最大の問題なんですね。
儲けることが悪だったり、
自慢しちゃいけないってことを、
子どものころからなんとなく
刷り込まれているんですよね。
値段を上げるとお客さんが減る
これは普通に考えると、そうなりそうです。
確かにそれはあります。
でも100%事実ではありません。
むしろ、値段が上がった時についてくる
お客さんを大事にしていくと、
その値段でも価値を感じてくれる人
だけがお客さんになっていきます。
だから、この考え方は
手放していかないといけません。
だから、それぞれに反論しましょう。
自分の思い込みをぶち壊してみてね
反論その1「儲ける事は悪いことではない」
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儲ける事=価値が高いことをする
儲けるということは、
カンタンに考えると、
高いものを売るということです。
高いものって、なんでしょうか?
それは、価値が高いものです。
つまり、儲けると言うことは、
価値の高い仕事をしているということ、
お客さんをかなり幸せにしている、
ということです。
人をかなり幸せにして、儲けることが
悪いことなわけがないです。
たとえば、トヨタ自動車は、
年間2兆円以上の利益があります。
つまり、儲け倒しているわけですが、
トヨタ自動車は悪でしょうか?(笑)
下請け業者さんがどう言うかはさておき、
ほとんどの人はトヨタ=悪とは
思っていないことでしょう。
つまり、儲ける事は悪ではないはずですよね。
じゃあ、なぜ「儲けること=悪」と思っているの?
小さいころから、親が悪口で
「あの人は儲けていて、イヤらしいわ」
みたいなことを言っているからとか、
儲けている人に対するやっかみ、嫉妬心で
儲けている人を悪者にする傾向があります。
また、安いことを、
美徳とする家庭で育っているから
かもしれません。
高いもの=悪
安いもの=善
みたいな感じがあったりしますよね。
安いものを買ったら
嬉しいのは事実でしょうが、
だからって、高いものが悪なんてことは、
ないはずですよね。
高いもの=悪
儲ける事=悪
みたいな思い込みが取れてきたでしょうか。
反論2「自分はたいしたことない」は間違い
![](http://www.takibitakaji.site/wp-content/uploads/2021/07/joice-kelly-rXrMy7mXUEs-unsplash-1024x683.jpg)
あなたはフリーランスになった、
もしくはなろうとしているわけですから、
間違いなく、意識は高いです。
まずそれだけで、たいしたことがあります。
その仕事やサービスに情熱があったり、
人よりも得意だったり、することでしょう。
それに、意識が高いので、
これからいろんな付加価値をつけることが
できます。
こう思っている人は、
お客さんや、他人に聞いてみるといいです。
私は何が凄いんだろうか?
私は何が人と違うんだろうか?
自分には見えていないことが、
他人からは良く見えているものです。
どうしても自分の良いところが
認められないのかもしれません。
でも、決してそんなことはないし、
これから実力をあげることもできます。
これについては別の機会で記事にするので、
価値を高めて価格を上げる方法については
そちらで紹介させてください。
反論その3「値段を上げてお客さんが減るのは一時的」
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信じられないかもしれませんが、
「顧客リストは空きを嫌う」
という格言があります。
わかりやすく、あえて直接的に言うと、
安いから買ってくれている人を切れば
良いお客さんだけになっていく、
ということなんです。
たしかに一時的には減るでしょう。
そのお客さんは残念ですが、
必要のないお客さんです。
すごく冷たい言い方に聞こえるかもですが、
自分の価値を、正しい価格で買ってくれない
わけですから、そうなってしまいます。
でも今までそういう価格でやってきたから、
というのであれば、その方だけはその価格で
続けるか、いつまでと期限を切るか、
どちらかの方法を取ることも可能です。
もし値段をあげてお客さんが減ったままなら、
自分のサービスの質が足りていないか、
見せ方やラッピングなど外見的なことが
原因になっているかもしれません。
それも別記事の
「価値を高めて価格を上げる方法」
で詳しく書いていきます。
ここまで、フリーランスが価格を
上げられない原因と反論について
考えてきました。
ここからは、価格を上げないことの
最大の問題について、
一緒に見ていきましょう。
ここが一番大切な部分です。
価格を上げないことの最大の問題は?
![](http://www.takibitakaji.site/wp-content/uploads/2021/07/bubble-gum-438404_1280-1024x682.jpg)
フリーランスが価格を適正に上げない、
というのはどういうことでしょうか。
それは、
自分を大切にしない
ということです。
そしてそれは、
お客さんを大切にしない
ということです。
自分を大切にしないと、お客さんからも大切にされない
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価格を適正に上げないと、
やっても儲からないので、
忙しくなります。
時間的にも忙しくなりますし、
精神的にも落ち着きません。
そうなると、
自分の技術を磨いたり、
自分の好きな事をして癒したり、
自分の大切な人と関わって幸せにしたり、
そのことを削ってしまうことになります。
そうすると顔も疲れるでしょうし、
お客さんに良いサービスができないしで、
お客さんを大切にできなくなります。
そういう、悪循環になってしまいます。
そうやって、お客さんから選ばれない、
大切にされなくなっていきます。
逆に価格を上げて自分を大切にすると、
どうなるでしょうか。
自分の技術を上げるために、
新しい研修に参加したり、
自分の見聞を広めたり、
自分の見識を深めたり、
することができます。
つまり、お客さんに良いサービスで
還元することができます。
また、お客さんにとっての価値にふさわしい、
品格や所作や身なりを整える事も
できるでしょう。
つまり、お客さんにとって、
良い価値として還元することができます。
プライベートを充実させることもできて、
家族など、周りの人を幸せにすることも
よりできるでしょう。
つまりは、自分の才能を活かして、
お客さんも幸せに、
家族など周りの人も幸せに、
自分も幸せに、
みんなをハッピーにすることができます。
まとめ
![](http://www.takibitakaji.site/wp-content/uploads/2021/07/ocean-2203720_1280-1024x682.jpg)
フリーランスは価格競争してはいけません。
なぜなら、大手に勝てないからです。
価格を上げられないのは3つの原因があります。
そして、それは全て思い込みです。
そして、価格を上げないと、
自分も家族もお客さんも、
大切にしないことになります。
そしてお客さんからも大切にされません。
だから、基本的には、
価格は上げる方向だけを考えましょう。
そうすることで、
価値が高くて、ずっと選ばれる、
サラリーマンの3倍稼いで、
みんなをハッピーにする
フリーランスになることができます。
価値を高めて価格を上げる方法については、
次回書く予定にしていますので、
お見逃しなく。
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フリーランスの家庭教師
焚き火たかじでした。
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