自分のサービスの値段を上げられない3つの原因と対策【マインド講座#16】

軸になる考え方

フリーランスがいっぱしになる最大の障害が
自分のサービスや商品の値段を
適正に上げられないことです。

ハッキリいうと、この考えがあると、
ふつう、一生いい仕事はできません。

なぜなら、
フリーランスは絶対に絶対に
価格競争だけはしてはいけないからです。

これは、大原則です。
価格で大手に勝てません。
体力が違いますからね。

では、それをどう考えれば良いか、
原因と反論を一緒に考えていきましょう。

そして、
最後に書いた、一番大切な考え方を
受け取っていただきたいと思います。

フリーランスが単価を上げられない3つの原因

まず、あなたにどの原因があるか
探ってみましょう。

「儲ける=悪いこと」と思っている

一つ目の原因は
「儲けるのは悪いこと、
安いのが良いこと」
という考え方です。

「自分はたいしたことがない」と思っている

2番目の理由は、
「自分はたいしたことない」
という謙遜の考え方です。

本当にたいしたことがないなら問題ですが、
フリーランスになるぐらいですから、
他の人との違いや、優れていることが
ほとんどの人にあります。

自分を認められないことが
最大の問題なんですね。

儲けることが悪だったり、
自慢しちゃいけないってことを、
子どものころからなんとなく
刷り込まれているんですよね。

値段を上げるとお客さんが減る

これは普通に考えると、そうなりそうです。
確かにそれはあります。
でも100%事実ではありません。

むしろ、値段が上がった時についてくる
お客さんを大事にしていくと、
その値段でも価値を感じてくれる人
だけがお客さんになっていきます。

だから、この考え方は
手放していかないといけません。

だから、それぞれに反論しましょう。
自分の思い込みをぶち壊してみてね

反論その1「儲ける事は悪いことではない」

儲ける事=価値が高いことをする

儲けるということは、
カンタンに考えると、
高いものを売るということです。

高いものって、なんでしょうか?
それは、価値が高いものです。

つまり、儲けると言うことは、
価値の高い仕事をしているということ、
お客さんをかなり幸せにしている、
ということです。

人をかなり幸せにして、儲けることが
悪いことなわけがないです。

たとえば、トヨタ自動車は、
年間2兆円以上の利益があります。

つまり、儲け倒しているわけですが、
トヨタ自動車は悪でしょうか?(笑)

下請け業者さんがどう言うかはさておき、
ほとんどの人はトヨタ=悪とは
思っていないことでしょう。

つまり、儲ける事は悪ではないはずですよね。

じゃあ、なぜ「儲けること=悪」と思っているの?

小さいころから、親が悪口で
「あの人は儲けていて、イヤらしいわ」
みたいなことを言っているからとか、

儲けている人に対するやっかみ、嫉妬心で
儲けている人を悪者にする傾向があります。

また、安いことを、
美徳とする家庭で育っているから
かもしれません。

高いもの=悪
安いもの=善

みたいな感じがあったりしますよね。

安いものを買ったら
嬉しいのは事実でしょうが、
だからって、高いものが悪なんてことは、
ないはずですよね。

高いもの=悪
儲ける事=悪

みたいな思い込みが取れてきたでしょうか。

反論2「自分はたいしたことない」は間違い

あなたはフリーランスになった、
もしくはなろうとしているわけですから、
間違いなく、意識は高いです。
まずそれだけで、たいしたことがあります。

その仕事やサービスに情熱があったり、
人よりも得意だったり、することでしょう。

それに、意識が高いので、
これからいろんな付加価値をつけることが
できます。

こう思っている人は、
お客さんや、他人に聞いてみるといいです。

私は何が凄いんだろうか?
私は何が人と違うんだろうか?

自分には見えていないことが、
他人からは良く見えているものです。

どうしても自分の良いところが
認められないのかもしれません。

でも、決してそんなことはないし、
これから実力をあげることもできます。

これについては別の機会で記事にするので、
価値を高めて価格を上げる方法については
そちらで紹介させてください。

反論その3「値段を上げてお客さんが減るのは一時的」

信じられないかもしれませんが、
「顧客リストは空きを嫌う」
という格言があります。

わかりやすく、あえて直接的に言うと、
安いから買ってくれている人を切れば
良いお客さんだけになっていく、
ということなんです。

たしかに一時的には減るでしょう。
そのお客さんは残念ですが、
必要のないお客さんです。

すごく冷たい言い方に聞こえるかもですが、
自分の価値を、正しい価格で買ってくれない
わけですから、そうなってしまいます。

でも今までそういう価格でやってきたから
というのであれば、その方だけはその価格で
続けるか、いつまでと期限を切るか、
どちらかの方法を取ることも可能です。

もし値段をあげてお客さんが減ったままなら、
自分のサービスの質が足りていないか、
見せ方やラッピングなど外見的なことが
原因になっているかもしれません。

それも別記事の
「価値を高めて価格を上げる方法」
で詳しく書いていきます。

ここまで、フリーランスが価格を
上げられない原因と反論について
考えてきました。

ここからは、価格を上げないことの
最大の問題について、
一緒に見ていきましょう。

ここが一番大切な部分です。

価格を上げないことの最大の問題は?

フリーランスが価格を適正に上げない、
というのはどういうことでしょうか。

それは、
自分を大切にしない
ということです。

そしてそれは、
お客さんを大切にしない
ということです。

自分を大切にしないと、お客さんからも大切にされない

価格を適正に上げないと、
やっても儲からないので、
忙しくなります。

時間的にも忙しくなりますし、
精神的にも落ち着きません。

そうなると、
自分の技術を磨いたり、
自分の好きな事をして癒したり、
自分の大切な人と関わって幸せにしたり、
そのことを削ってしまうことになります。

そうすると顔も疲れるでしょうし、
お客さんに良いサービスができないしで、
お客さんを大切にできなくなります。

そういう、悪循環になってしまいます。
そうやって、お客さんから選ばれない、
大切にされなくなっていきます。

逆に価格を上げて自分を大切にすると、
どうなるでしょうか。

自分の技術を上げるために、
新しい研修に参加したり、
自分の見聞を広めたり、
自分の見識を深めたり、
することができます。

つまり、お客さんに良いサービスで
還元することができます。

また、お客さんにとっての価値にふさわしい、
品格や所作や身なりを整える事も
できるでしょう。

つまり、お客さんにとって、
良い価値として還元することができます。

プライベートを充実させることもできて、
家族など、周りの人を幸せにすることも
よりできるでしょう。

つまりは、自分の才能を活かして、
お客さんも幸せに、
家族など周りの人も幸せに、
自分も幸せに、
みんなをハッピーにすることができます。

まとめ

フリーランスは価格競争してはいけません。
なぜなら、大手に勝てないからです。

価格を上げられないのは3つの原因があります。
そして、それは全て思い込みです。

そして、価格を上げないと、
自分も家族もお客さんも、
大切にしないことになります。

そしてお客さんからも大切にされません。

だから、基本的には、
価格は上げる方向だけを考えましょう。

そうすることで、
価値が高くて、ずっと選ばれる、
サラリーマンの3倍稼いで、
みんなをハッピーにする
フリーランスになることができます。

価値を高めて価格を上げる方法については、
次回書く予定にしていますので、
お見逃しなく。

その記事を見逃したくない人は、
Facebookページで受け取ってくださいね。
https://www.facebook.com/takibitakaji

フリーランスの家庭教師
焚き火たかじでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました