先週、妻とその友達の女の子ハナちゃんと3人で四国旅行に行ってきました。
四国旅行で出会った文旦のオジサン
倉敷市でデニムを楽しみ→
香川県でうどんを食べ→
愛媛県で道後温泉に入り→
高知県でかつおを食べ→
徳島県で祖谷のかずら橋で紅葉
と楽しんで来ました。どこも良かったですが、一番のおすすめは祖谷のかずら橋です。紅葉、橋、きれいな川の組み合わせがとてもきれいで良かったです。ついでに虹まで見れました!
ハナちゃんですが、妻の友達で10個ぐらい下で、色白で上品でキレイな女の子なんですね。声は色っぽくて壇蜜に似ていて、すごい愛想も良い、仕事はベビーシッターをやっている優しい子なんです。
我々夫婦のアホな会話も、クスクス笑ってくれるんですね。前にハワイでも3人で何日か過ごしたことがあり、今年の5月にハワイ旅行を計画していたのですが、コロナの影響でキャンセルになっていたこともあり、先月もうちに泊まりで遊びに来てたり仲良くしています。
3日目に高知県の沈下橋という山の中の川にかかっている橋を見に行きました。その日はちょっと天気が微妙で、降ったりやんだりしていました。
「雨かなー、どうやろ。じゃあここからは行いをよくしないとね」なんて言いながら車を走らせていました。
山道を走っていると、みかん畑が広がっていたのですが、オレンジ色というよりレモンのような黄色で、みかんよりちょっと大きい実がなっていたんですね。
なんだろね、アレ、と言いながら車を降りて歩いていると、山の斜面にそのミカンの木が広がっている畑があって、それがめちゃくちゃキレイなので写真を撮りに近づきました。
で、良い角度から撮ろうと思うと、農家さんの敷地内に入らないといけなかったんですね。
近づいていったら畑の山の斜面のふもとに、おじさんが立っていました。3人で近づいていきながら、こんなご時世でもありますから、距離を取りながら許可を取ったんですね。
「こんにちは!写真撮らせてもらっていいですか?」
「どうぞどうぞ」
にこやかに迎え入れてくださって、写真を撮らせてくれました。
そこで、このみかんが文旦であることや、この畑がどうやって出来たか、文旦の豆知識、このあたりの気候、と話が盛り上がっていきました。
田舎のミカン山に、突然の若い女子2人の登場にテンションがあがって、オジサンの話が止まらなくなり、青春時代の野球の話、文旦の出荷先、このあたりの無人販売について…
(なんと!このオジサンは高校野球で、元巨人の鹿取投手と同級生だった!)
「そろそろお暇したいねんけどなぁ」と思いながらも(笑)、ずーっと喋っていました。
僕はすこーしずつ距離を開けていって、そんな雰囲気を醸し出していたのですが、、、
「ちょっとこれ見てくれる」と、
おじさんは、倉庫の中から自分のミカンが紹介された雑誌を取り出してきて女子2人に見せたりで、女子2人も楽しそうにおじさんの近くで話を聞いていました。
頃合いを見計らって、僕は
「じゃあおじさん最後に一緒に記念撮影させてもらって良いですか」
と言いました。これをきっかけに切り上げようと思ったんですね。写真を撮って
「楽しいお話をありがとうございましたー」なんて言いながら、去ろうとすると、オジサンはまた話し始めて
「これも見てもらっていいかな」
と段ボールを取り出してきました。自分のところで出荷している文旦の段ボールです。オジサンがデザインしたもので、かわいらしいものでした。
そこから、一通りデザインの話などが盛り上がって、距離感は僕が少し離れていて、女子2人はオジサンの近くにいて、話は続いていました。
もう行きたいけど、女子2人はオジサンの近くで笑顔で話しているので、まぁ楽しんでいるから良いか、とか思っていました。
でしばらくして、いい加減「もうそろそろ行こうか」という空気になりかけたときに、おじさんが
「ちょっとこのミカン取っていきな」
と倉庫に入って行って、みかんを取る専用のハサミを持ってきてくれて、
文旦はまだ収穫には早いので、別のミカンを取らせてもらいました。
で、ようやくオジサンに別れを告げたのですが、多分30分ぐらいずーっと喋っていたんですね。
「オジサン楽しかったねー」と女子2人も言っていたし、まぁ実際楽しかったので良かったのですが、なかなか離してくれなかったわけです。
そんなこんなで、車で2時間ほど走って、雨が降ったりやんだりしながら、祖谷のかずら橋につきました。
そしたら、前述したように、景色がキレイで、橋と川の水と紅葉が相まってすごくきれいだったんですね。
そこにさらに、雲の切れ目から光がさして、虹が出たんです!
僕たちはワーキャー言って、写真を撮りました。
「良かったねー。晴れたねー。行いが良かったからだねー」
とか言っていたら、ハナちゃんがヒトコト
「山奥のミカンのおじさんの話も長いこと付き合ってあげたからねー」
って言ったんですね。
「あー、やっぱりこんなエエ子でも、途中から介護的な感覚だったのね」
と思ったのでした。
使ったコツを紹介
具体例の列挙、心の声を使いました。オジサンが足止めしようと、使ったあの手この手が具体例の列挙です。こちらが参考になります。
これを動画で見る
月曜日企画、たかじ小話でした。笑いが生まれるトークを学ぶ、というコンセプトで記事を書いています。
一緒にトークを向上して、あの人も笑顔に変わる人生を送りましょう。
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トーク向上委員会の向上長、焚き火たかじでした。
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