中学の時イケてないグループ芸人、6つのエピソード話に学ぶ【トーク向上のコツ#7】&文字起こし

芸人に学ぶウケる秘訣

アメトーークの中学イケてない芸人の中から
使えるコツが入ったトークを文字起こしして、
誰でも使える5ポイントを紹介します。

中学イケてない芸人といえば、
アメトーークの人気シリーズの一つですね。
https://www.tv-asahi.co.jp/ametalk/backnumber/1688/
※画像もこちらから引用しました

あなたが使いやすいものが必ず見つかるので、
最後まで見て、どう使えるかな?
と考えて、あの人を笑顔にしてみてくださいね。

さて、面白い話がたくさんありますが、
話題として学校の話というのはウケる話題の2位であり、
前提として面白い、ということも忘れちゃいけないポイントです!

ポイント(話題)
学校時代の話、青春時代の話はウケる

ではエピソードを5つ紹介します。

麒麟川島さんのサッカー部の話ep1

1度も試合に出してもらえなかったけど、
3年生の最後の試合、ラスト4分で監督に
「もう最後やから、川島行こう」
となり、出ることになった。
これはサッカーをやっている人のあるあるで、
練習はめちゃくちゃ頑張ってた川島は
スパイクが少し破れて親指がはみ出していた。
交代に出ていこうとしたら、ラインズマンが、
旗で僕の靴を指して
「靴破れてる」
関係なく出ようとすると、ラインズマンが旗を広げて制して
「靴破れてる、靴破れてる」
とやってくる。
チームメイトは10人で戦っているので、
「何してんねん、川島。はやく来いよ」
となっている。
残り時間が少ないし、ラインズマンを振り切って飛び出した。
そしたら、主審が駆け寄ってきて、イエローカードを出された。
これ、前代未聞です。サッカーで靴破れてイエローカード、初めてですよ。

ポイント1

時間の経過とともに、話すスピードを上げていく。
そして、声のボリュームも上げていく。
残り時間が少ないことや、初めて試合に出られることの興奮が伝わる。

これは、時間に迫られているときの話に使えるポイントです。。

運動会における大吉先生の役割ep2

運動会では黒子に徹する話。
走者がラインの中に入らないように、
片足を伸ばしてラインより中にいる人をやっていた。
僕らの中ではあれを「第2ライン」と呼んでいた。
オマエは「かなり気配を消している」と評判だった。

ポイント2

「異名をつける」は使いやすいオチワード。

麒麟田村の「味の向こう側」や有吉のあだ名付けもこれ。
この話では「第2ライン」が異名。これは使いやすい!

もう一つの話でも使っていた

騎馬戦では、ダメな奴が集められて本当の意味でダメなやつの
「駄馬」を作らされるんです。

→駄馬を異名として出すことで、象徴的になってウケる。

ポイント3

「人に〇〇と言われていた」は使いやすいオチワード

この話では「かなり気配を消しているで評判」と使っていて、
前述の「焼却炉の魔術師」も、「捕虜」も呼ばれていた。他には
「あいつに焼けないものはない」と言われていた。など。

しょうもない格言っぽく使うのがポイント

夏祭りの大吉先生ep3

毎年の一番の目当てはくじだった。
ファミコンを持ってなかったので、
当ててやろうと思ってお小遣いをためて
毎年チャレンジしていたが、だいたい当たるのは
シュッとなげたら、シュルルーって戻るやつとか、
振り回したら変な音がするやつとか、
頭につけて光るやつとか、
そういった「名もなき玩具」ばっかり当たるんです

→ポイント2の異名オチ

修学旅行の中田敦彦あっちゃんの話ep4

友達がいなくて、先生から修学旅行はチャンスだから頑張れと言われ、
自分も頑張って友達を作ろうと思って臨んだ。
夜になって枕投げをやろうぜ、ってなって、
9人いたから、4対4になる。なんとなくの目配せであっちゃんが審判に。
でも枕投げの点数のルールがわからないまま、
なんとなく顔に当たったら1点というルールで点を付けた。
結果、点数を聞かれることもなく終わったけど、こっちの勝ちだなぁ、
みたいな感じで終わった。
帰って先生に修学旅行でもダメだった報告をするのが嫌だったけど、
先生は「なんか馴染めて楽しかったみたいだな」と言われた。
卒業アルバム用に撮られていた写真が、たまたま、審判で2対2を
示しているのが、ダブルピースみたいになって写っていた。

ポイント4

ポイント部分をジェスチャーで印象付ける

この話の中であっちゃんは、得点係のシーンで両手を使って、
得点を示しているジェスチャーを入れていたので、
最後のダブルピースのオチがストンと伝わった。

文化祭のロバート秋山さんep5

クラスの出し物でマイケルジャクソンのスリラーのミュージカルをやることになった。
役が3つに分けられて、
一番イケてるやつが、マイケルジャクソン役なんです。
次にイケてるやつが、踊りながらやるモンスターなんです。
僕らイケてないやつは、踊りもしない、ただただ地面を這うモンスターだったんです。
ウヤァァ、ジュアァァって、言って踊りも何にもしない、ただただ上手から下手に
通り過ぎていくんです。

ポイント5

これは3段オチになっています。

マイケルジャクソン→踊るモンスター→地面を這うモンスター
3つ、ポンポンポンとくることで、笑いが生まれやすくなる、
定番のテクニックです。
この話の場合は、それに加えてさらに、
モンスターを演じる秋山さんの形態模写が
めちゃくちゃ面白いので爆笑を生んでいます。

大吉先生の女子との会話ep6

ボク文化祭では焼却炉の魔術師と呼ばれていたんです。
終わったらみんな帰って遊びたいじゃないですか、
そのために我々がスタンバイしているわけですよね。
後片付け隊として。
女子から「これも焼いといて」って注文が来るんですけど、
ボク何がきても、焼いてたんですよ。
「アイツに焼けないものはない」みたいになってね。

→ポイント2の異名をつける
→ポイント3の〇〇と言われていた

の2つを使っている。焼却炉の魔術師はオチワードにも使えるけど、
「アイツに焼けないものはない」のオチワードが控えているので、
あえて最初に持ってくる、という荒業。
いきなりサビを持ってくる、曲で言えば、ウルフルズのバンザイパターン。

これを動画で見れます

アメトーークの「中学イケてない芸人」に学ぶ【ウケるトークのコツ】

まとめ

ポイントを整理します。

  • 学生時代・青春の話はウケる
  • スピードアップ&ボリュームアップで切迫感
  • 異名をつける
  • 人に〇〇と言われていた
  • ポイントをジェスチャーで
  • 3段オチ

中でもテクニックがなくても使いやすいのは、2と3です。
「異名をつける」のと、「人に〇〇と言われていた」
使えるエピソードを考えてみましょう。

そして、あの人の笑顔に出会う人生を送りましょう。

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トーク向上委員会の向上長、焚き火たかじでした。

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