ほっしゃんさん「ジャングルの露天風呂」に学ぶ”心の声で緊張を”【トーク向上のコツ#10】&文字起こし

芸人に学ぶウケる秘訣

ほっしゃん(現:星田英利さん)のすべらない話「ジャングルの露天風呂」

ボルネオ島という、インドネシア、マレーシアあたりの島にロケに行った。

動物がたくさんいるジャングルの中のホテルで、ベランダに露天風呂がついていた。

お湯をためて、すっぽんぽんになって、部屋から出て風呂に入った。となりの部屋も同じような構造で、欧米系の白人の60歳ぐらいの男性が入っていたが、海パンをはいていた。

僕が裸で入る姿に、ハッっと驚いたような顔をした。

「海外だから、もしかしたら海パンをはかないと法律に反するんじゃないか?」

と思ったら、その白人が風呂から出て部屋に戻った。

「フロントに連絡とかされたらどうしよう。怒られるんじゃないか」

と思って、自分も慌てて部屋に戻って、海パンがないので、トランクスをはいて風呂に戻った。

しばらくしたら隣の部屋のドアがあいて、白人の男性が、フルチンで出てきた。アジアということもあって、お互いにどっちが正解かわかってなくておろおろしていた話。

この話の参考にすべきポイントはどこ?

2か所入れた、心の声で緊張を入れていることです。
これがあるとないとで、話のふり幅・面白さが全然違ってきます。
「法律に違反するんじゃないか?」
「フロントに連絡されるんじゃないか?」

という2つで、しっかり主人公に感情移入して、ドキドキしちゃいますよね。

あなたが面白い話を思い出すコツ

あなたもドキドキした時はありますか?
ドキドキした時の話は面白い話になりやすいです。
この話でも、ほっしゃんさんがドキドキしていることが、話のフリ=緊張になり、オチが効いていますね。

この話の松本人志さんの返し

ちなみにそれに対して松本人志さんは、
「なんかいい話ですね。悪い人が誰もいない」
と返しています。

こういった返しコメントも笑いを生み出すポイントです。
ちなみにこの返しコメントは視線をずらす「神の目線」です。

普通の感想は、
「自分がほっしゃんだったら恥ずかしい」とか
「自分が白人だったら、焦っただろう」と、
登場人物に焦点を当てるものです。

そこを一歩引いて客観的な目線で感想を言っています。

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ほっしゃんさん「ジャングルの露天風呂」に学ぶ【笑い話のコツ】~心の声で緊張を~&文字起こし

大事な誰かを笑顔にするのに才能は要りません。必要なのは知識と訓練です。

一緒にトークを向上して、あの人も笑顔に変わる人生を送りましょう。

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トーク向上委員会の向上長、焚き火たかじでした。

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