あなたのファンをアンバサダーにして集客upする4ステップ【しぜんな集客レッスン#14】

しぜんな集客

集客の方法はSNSや広告だけではありません。今日紹介するのはアンバサダーを育てる、という考え方です。アンバサダーと言えば、ネスカフェアンバサダーが有名です。ネスカフェはたくさんの会社にコーヒーマシンを置くことに成功しました。

そう聞くと、企業だけの取り組みと思うかもしれませんが、実は個人の方がやりやすいと言えます。なぜなら、企業を愛する人よりも、個人を愛する人の方が多いからです。ジャニーズファンが、ジャニーズという会社を好きなんじゃなくて、平野紫耀君が好きな人がいるように。

そこで、ひとり社長、自営業者、フリーランスがアンバサダーを作って集客アップする方法について、一緒に学んでいきましょう。これは短い記事であり、やることはカンタンなので、最後まで読んで小さな行動を始めてみてくださいね。

こんなツイートもしました。

このツイートもポイントです。

オーガニックリーチが命。

アンバサダーって何

そもそもアンバサダーって何?って話なんですが、カンタンに言うと、宮古島の観光大使、みたいなもんで、大好きで、熱烈なファンで、友達に会ったら思わず喋っちゃうような人のことを言います。

千原ジュニアさんがテレビで宮古島の魅力を語っているのを聞いて、宮古島に行っちゃった人は多いはず。この場合千原ジュニアさんがアンバサダーにあたります。

ジュニアさんは凄いインフルエンサーだから、「私のファンにそんな人はいないよ。だからムリ」って思ってしまうかもしれません。でもそんなことはないので、安心して読み進めてください。

こんなツイートもしました。

なぜアンバサダーが売り上げをあげるか

アンバサダーがいると、なぜ集客が出来て売り上げがあがるのでしょうか。理由は大きく2つあります。

理由1:アンバサダーが勧めてくれるから

先ほどの千原ジュニアさんの例のように、熱烈なファンは自分の友達や周りにいる人に、魅力を語ってくれます。人は売り手が言うことは信じませんが、買い手が言うことは信じます。第三者がおススメしてくれると、売れやすくなります。

そして現代は情報に溢れています。「渋谷の交差点で1時間立っているだけで、いま80歳の人が人生で受け取ったと同じ情報量が入ってくる」、と言われています。処理しきれないほどの情報が飛び交っています。そんな中で人が信じるのは、信頼している人の意見です。アンバサダーがその役を担ってくれます。

理由2:商品が良くなるから

アンバサダーはファンであり、一番の利用者です。あなたの商品・サービスを一番愛していて、一番よくわかっている人です。そういう人に改善のアイデア、新サービスのアイデアを出してもらうと、お客さんにとってより良いものにすることができます。

自分でお客さんを想像して商品・サービスを作るよりも、一番のユーザーの意見を取り入れる方がよっぽどお客さんにとって魅力的なものを作ることができます

このツイートです。

では、どうすればアンバサダーを生むことができるのでしょうか。

アンバサダーを生む4つのスモールステップ

アンバサダーを生むのはそんなに難しいことではありません。小さな4つのステップで追っていきましょう。

この4ステップです。

第1ステップ:候補をリストアップ

まず最初にやることは、自分の商品・サービスを愛してくれている人をピックアップすることです。この時点で誰も浮かんでこないなら、ちょっと時期尚早です。もうちょっと仕事を頑張ってから、アンバサダーのことを考えても良いかもしれません。でも意外といるもんですよ。何度かリピートしてくれている人を思い浮かべてください。1人でも構いません。

家族、親友が浮かぶかもしれませんが、そこは注意が必要です。なぜなら、近すぎる人はあなたの商品・サービスのファンではないかもしれないからです。あなたという人間だけを応援している人はアンバサダーには向きません。意見がユーザー目線ではないからです。ちゃんと自分の商品・サービスをお金を出して愛してくれている人をピックアップしましょう。

第2ステップ:お茶に誘う

第2ステップはその人をお茶に誘うことです。お茶でなくていいのですが、会って話す、ということです。仕事でお会いした時に、時間をもらってお話するのでも構いません。

その時に、「自分の商品・サービスをお客さんにとって、もっと良いものにしたい。必要な人にもっと知ってもらいたい。あなたみたいなお客さんが増えると嬉しい。そのために意見をもらえませんか?」とお願いするだけです。

相手はあなたのファンであり、商品を利用するリピーターですから、喜んで意見を出してくれます。そこで、知ったきっかけや、良いところ、どうしたら知ってもらえるか、などなどの意見をもらいます。

第3ステップ:複数人をお茶に誘う

次にやることは、1人ずつ話した人たちを集めたお茶会を開くことです。お茶会じゃなくて、バーベキューでも飲み会でもランチ会でもOKです。そこでファンの皆さんに、意見を聞きます。

第2ステップでは1対1でしたが、ファンが複数人集まることで、シナジーが起こります。起こさなくても、勝手に起こります。ファンはファンと勝手にしゃべって、勝手にアイデアを出してくれます。そのアイデアが素晴らしいものでなくても、あなたに対するファン度は上がります。そこで、マニアックな好きなポイントなどを語ってもらうわけです。ファンは勝手に、自分なりの愛し方を発表しあってくれます。

第4ステップ:アンバサダーと認定し、定例的に集まってもらう

第3ステップで会が盛り上がったとしましょう。そのときに、その皆さんをアンバサダーと認定します。記念品として、バッチやカードを作って渡すと、よりアンバサダーと認定された感が増します。

「アンバサダーって何?」と聞かれると思いますので、「私の商品のご意見番です。こうやって、商品の改善アイデアなんかを、楽しみながら教えてくださるだけで良いんです」とお伝えしましょう。なんか荷が重い、と思われないことが大切です。楽しいものだと思ってもらいましょう。

そして1か月に1度、3か月に1度、のように集まって話をしたり、商品に関係のある勉強会を催したり、自分の商品をお試ししてもらったり、していきます。定例会にしてしまうことです。定例会の後には、割り勘の飲み会があってもいいでしょう。ここでお金を全部払わないことは大切です。あくまで対等な立場であることが重要です。

そうやってステップを繰り返して、徐々にアンバサダーを増やしていきましょう。

アンバサダーを生んで育てる秘訣

アンバサダーを生むのに大切なことは、じっくり育てる事です。友達作りと同じです。いきなり親友にはなれないように、じわじわ入り込んできてもらうようにしましょう。継続は力なりです。

そして、アンバサダーに売り込んだり、強く商品をおススメしてはいけません。それをやった瞬間に、相手は利用されている感が出てしまって、離れてしまいます。アンバサダーは協力者ですから、モニターになってもらう、お試ししてもらう、意見を出してもらうことで特別感を感じてもらいましょう。

このツイートがまさにそうです。

この人たちは必要な時にちゃんと買ってくれるので、それで十分です。そして、その売上よりも、アイデアをくれたり、協力・応援してくれたり、人におススメしてくれたりすることによる、集客や売り上げアップの方がとても大きくなります。

類は友を呼ぶ、ということわざがあるように、あなたのアンバサダーの近くには、あなたのファンになりやすい友達がいます。価値観や収入やライフスタイルが近い人が、そこにいますからね。その人たちを自然に巻き込むようなアンバサダーに育てましょう。じっくり、慌てずに、畑で作物を育てるように何か月もかけていきましょう。

まとめ

ひとり社長でも、お客さんをアンバサダーにして、集客力をあげて売り上げアップすることができます。アンバサダーは協力者であり、応援者ですから、自然に広めてくれたり、良いアイデアをくれます。これからの時代は情報化が進むので、ますますそういったファンの育成が重要になります。

そのために、まずは1人からファンを見つけて会を催し、次に複数人の会にしていき、定期的に意見をもらうアンバサダーに育てていきましょう。

そうすることで、いつも選ばれるフリーランスになりましょう。この記事を書いたのは、「自分の才能で人を幸せにしてメシを食う経営のサポーター」焚き火たかじでした。

フリーランスの集客の極意もツイートしていますよ。https://twitter.com/takibitakaji

これがこれからの集客の本質です。

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